投稿をご覧頂きありがとうございます。大分駅前整体院の河野です。今回は「サンダルで膝が痛い原因」という内容になります。
夏になると、サンダルで歩く機会が増えます。近所への買い物、旅行先での長時間歩行、外出先での階段や坂道など、普段よりも足元が不安定な状態で歩く時間が長くなる方も少なくありません。
その中で、「サンダルで歩くと膝が痛い」「歩き回ったあとに膝の内側が痛む」「サンダルを履いた日は膝や腰まで重だるい」と感じる方もいます。
ただし、サンダルそのものが必ず悪いわけではありません。問題になりやすいのは、足に合っていないサンダルや、長時間歩行に向いていないサンダルを履いた状態で歩き続けることです。
サンダルは靴に比べて、かかとの固定性や足裏の安定性が弱くなりやすいため、歩行中に足指、足裏、足首、膝へ余計な負担がかかることがあります。今回は、サンダルで歩くと膝が痛くなる原因について解説します。
1. サンダルで膝が痛くなるのはなぜ?

サンダルの不安定さは、足元だけでなく膝への負担にもつながります。
サンダルで膝が痛くなる大きな理由は、歩くときに足元が安定しにくくなるためです。
通常、歩行では足裏が地面に接地し、足指で軽く支えながら体重を前へ移動させます。そのとき足首、膝、股関節が連動して衝撃を吸収しています。しかし、サンダルの種類によっては、歩くたびにかかとが浮いたり、足がサンダルの中で前後左右に動いたりします。
その結果、足元を安定させるために無意識に足指を握るように使ったり、足首の動きが硬くなったりします。すると、地面からの衝撃を足裏や足首でうまく吸収できず、膝に負担が集中しやすくなります。
特に、薄底のサンダル、かかとが固定されないサンダル、サイズが合っていないサンダル、長時間歩行用ではないサンダルは、膝への負担が増えやすい傾向があります。
2. かかとが浮くと歩行フォームが崩れやすい

かかとが浮くと足指に力が入り、歩行フォームが崩れやすくなります。
サンダルで歩くときに注意したいのが、かかとの浮きです。
かかとが固定されていないサンダルでは、歩くたびに足とサンダルが離れやすくなります。すると、サンダルが脱げないように足指でつかむような歩き方になりやすくなります。
足指を握る歩き方が膝に与える影響
足指を握るように歩くと、足裏全体で体重を支える感覚が弱くなります。本来は、かかとから接地して、足裏全体に体重を乗せ、最後に足指へ抜けていく流れが必要です。
しかし、足指を過剰に使ってサンダルを引っかけるように歩くと、足裏のアーチがうまく働きにくくなり、足首の動きも硬くなります。その結果、膝が内側や外側へぶれやすくなり、膝の内側やお皿まわりに痛みが出ることがあります。
「サンダルで歩いたあとに膝が疲れる」「膝だけでなく足裏やふくらはぎも張る」という場合は、足元の不安定さによって歩行フォームが崩れている可能性があります。
3. 足裏アーチが低下すると膝の内側に負担がかかる

膝の内側痛は、足裏アーチの低下や足首の倒れ込みと関係することがあります。
サンダルで歩き回ったあとに膝の内側が痛くなる場合、足裏アーチの働きが関係していることがあります。
足裏には、体重を支えたり、歩行時の衝撃を吸収したりするアーチ構造があります。このアーチがうまく働くことで、足首や膝への負担が分散されます。
しかし、サンダルの底が薄い、足を支える構造が弱い、足に対してサイズが合っていない場合、足裏アーチがつぶれやすくなります。特に偏平足傾向のある方や外反母趾がある方は、歩くたびに足が内側へ倒れやすくなり、それに合わせて膝も内側へ入りやすくなります。
この状態が続くと、膝の内側に圧がかかりやすくなり、内側の関節面、靭帯、半月板まわりに負担がかかることがあります。
つまり、サンダルで膝の内側が痛くなる背景には、単に「膝が弱い」ということだけでなく、足裏アーチの問題、足首の倒れ込み、膝の内側への荷重集中が関係している場合があります。
4. 膝の痛む場所で考えられる負担の違い

膝のどこが痛いかによって、足元や歩き方から受ける負担は変わります。
サンダルで歩いたあとに膝が痛い場合でも、痛む場所によって負担のかかり方は異なります。
膝の内側が痛い場合
膝の内側が痛い場合は、足が内側へ倒れる動きや、膝が内側へ入り込む動きが関係していることがあります。偏平足傾向、外反母趾、足裏アーチの低下があると、歩行時に膝の内側へ負担が集まりやすくなります。
変形性膝関節症の初期でも、膝の内側に違和感や痛みが出ることがあります。サンダルで長く歩いた日だけ痛む場合でも、膝の内側に繰り返し負担がかかっている可能性があります。
膝のお皿まわりが痛い場合
膝のお皿まわりが痛い場合は、歩行時や階段で膝の曲げ伸ばしが増えたことにより、膝蓋骨まわりに負担がかかっていることがあります。
かかとが浮くサンダルでは歩幅が小さくなり、膝を少し曲げたまま歩くようなフォームになりやすいことがあります。その状態で長く歩くと、太ももの前側が張りやすくなり、お皿まわりに違和感が出ることがあります。
膝の外側が痛い場合
膝の外側が痛い場合は、足元の不安定さを補うために、太ももの外側や膝の外側の筋肉が過剰に働いていることがあります。
サンダルが足に合っていないと、足を外側に振るような歩き方になったり、膝の外側で体を支えるような歩き方になったりします。その結果、膝外側の筋肉や靭帯まわりに負担がかかることがあります。
膝裏が痛い場合
膝裏が痛い場合は、歩行時に膝が伸びきらない、または足首が硬くなってふくらはぎや膝裏に負担がかかっていることがあります。
サンダルで歩くと足首の動きが小さくなり、ふくらはぎが硬くなりやすい方もいます。膝裏の張りや重だるさが続く場合は、膝だけでなく足首やふくらはぎの状態も関係している可能性があります。
5. クッション性だけでは膝の負担を防げない

サンダル選びでは、柔らかさだけでなく足元の安定性も膝への負担に関係します。
膝が痛いと、「クッション性の高いサンダルなら大丈夫」と考える方もいます。もちろん、地面からの衝撃を和らげる意味でクッション性は大切です。
しかし、膝への負担を考えるうえでは、クッション性だけでは不十分です。重要なのは、足がサンダルの中で安定しているか、サイズが合っているか、かかとが固定されているか、足裏の荷重が偏りすぎていないかです。
柔らかすぎるサンダルは、一見楽に感じても、足元が沈み込みすぎて不安定になることがあります。反対に、底が薄すぎるサンダルでは、地面からの衝撃が直接足裏や膝に伝わりやすくなります。
また、サイズが大きすぎるサンダルでは、歩くたびに足が前へ滑り、足指に余計な力が入ります。小さすぎるサンダルでは足指や足裏の動きが制限され、自然な体重移動がしにくくなります。
つまり、サンダルで膝が痛くなるかどうかは、単に「柔らかいか」「厚底か」だけではなく、足元が安定した状態で歩けているかが大きく関係します。
6. サンダルで膝を痛めやすい歩き方と注意点

ペタペタ歩きや小さな歩幅は、サンダル歩行で膝に負担をかけやすくなります。
サンダルで膝が痛くなりやすい方は、歩き方にも特徴が出ることがあります。
特に多いのは、足音がペタペタ鳴る歩き方です。サンダルが脱げないように足を持ち上げる動きが少なくなり、足裏全体で地面を叩くような歩き方になります。この歩き方では、足首や膝で衝撃を吸収しにくくなり、膝への負担が増えやすくなります。
また、サンダルで長く歩くと、歩幅が小さくなりやすい方もいます。歩幅が小さくなると、股関節の動きが少なくなり、膝から下だけで歩くようなフォームになりやすくなります。その結果、膝まわりの筋肉に負担が集中しやすくなります。
夏の外出や旅行では、普段より歩く距離が増えることもあります。普段は問題なく履けているサンダルでも、長時間歩行、階段、坂道、硬い路面が重なると、膝の痛みにつながることがあります。
サンダルは近距離では問題なくても、長時間歩行に向いているとは限りません。膝に不安がある方は、歩く距離や場所に合わせて履き物を選ぶことが大切です。
7. サンダルで膝が痛いときに見直したいこと

膝だけでなく、足元から歩き方を見直すことが膝への負担軽減につながります。
サンダルで歩くと膝が痛い場合、まずは痛みを我慢して歩き続けないことが大切です。膝の痛みがある状態で無理に歩くと、痛みを避けるために歩行フォームがさらに崩れ、足首、股関節、腰にも負担が広がることがあります。
短時間の外出であれば、足に合ったサンダルを選び、かかとが浮きにくいもの、足が前へ滑りにくいものを選ぶことが大切です。長く歩く日や旅行、階段や坂道が多い日は、サンダルではなく、かかとが安定し、足全体を支えやすい靴を選ぶ方が膝への負担を抑えやすくなります。
大分駅前整体院で見るポイント
大分駅前整体院では、サンダルで膝が痛くなる方に対して、膝だけでなく、足裏、足首、股関節、骨盤の動きも確認します。
膝の痛みは、膝そのものの問題だけで起こるとは限りません。足裏アーチが低下している、足首が硬い、股関節がうまく使えていない、骨盤の安定性が弱いなど、歩行全体のバランスが崩れることで膝に負担が集まることがあります。
特に、サンダルで歩くと膝の内側が痛い、歩き回ったあとに膝が重だるい、膝だけでなく腰や足首も疲れるという方は、足元から体全体の動きを見直すことが大切です。
サンダルを履く季節に膝の痛みを繰り返す場合は、今より悪くなる前に、当院へご相談ください。


