股関節痛

横向きで寝ると股関節が痛い原因は

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横向きで寝ると股関節が痛い原因は

投稿をご覧頂きありがとうございます。大分駅前整体院の河野です。今回は「横向きで寝ると股関節が痛い原因は」という内容になります。

横向きで寝ていると股関節が痛くなる、寝ている途中で股関節の外側が痛くて目が覚める、寝返りをした瞬間に足の付け根がズキッとする、というお悩みは少なくありません。

横向きで寝る姿勢は、体にとって決して悪い姿勢ではありません。しかし、股関節まわりの筋肉が硬くなっていたり、骨盤や腰の動きが少なくなっていたりすると、寝ている間に股関節へ負担が集中しやすくなります。

特に大切なのは、「横向きで痛い」とひとまとめにせず、下側が痛いのか、上側が痛いのか、寝返りで痛いのかを分けて考えることです。痛み方によって、股関節にかかっている負担の種類が少し変わります。

今回は、横向きで寝ると股関節が痛くなる原因を、寝る姿勢や寝返りのメカニズムから詳しく解説します。

1横向きで寝ると股関節が痛いのはなぜ?

横向き寝で股関節に圧迫・ねじれ・寝返りの負担が重なり痛みにつながる仕組みを解説した図解画像

横向き寝では、体重の圧・脚の重み・寝返りの動きが股関節に負担をかけることがあります。

横向きで寝ると股関節が痛くなる理由は、股関節に体重やねじれの負担がかかりやすくなるためです。

横向きの姿勢では、下側の股関節には体の重みが直接かかります。特に股関節の外側には大転子という骨の出っ張りがあり、その周囲には筋肉や腱、滑液包と呼ばれる組織があります。ここに長時間圧がかかると、股関節の外側に痛みや違和感が出やすくなります。

一方で、上側の股関節には体重が直接かからない代わりに、脚が前下方へ落ちることで股関節が内側にねじれやすくなります。上側の膝が布団やベッドの方へ倒れると、股関節は内転・内旋という動きになり、股関節の外側やお尻、足の付け根に引っ張られるような負担がかかります。

つまり、横向き寝で股関節が痛くなる原因は、単に「寝方が悪い」だけではありません。股関節に圧迫がかかっているのか、ねじれが起きているのか、寝返りの動きで負担が出ているのかを見分けることが大切です。

また、日中に長く座っている、車の運転が多い、立ち仕事で片足に体重をかけることが多い、歩くときに左右どちらかへ重心が偏るといった習慣があると、股関節まわりの筋肉が硬くなりやすくなります。その状態で横向きに寝ると、寝ている間の小さな負担でも痛みを感じやすくなります。

2痛む場所によって原因が少し違う

横向きで股関節が痛い原因を下側の圧迫・上側のねじれ・寝返り時の骨盤と股関節の動きに分類した図解画像

股関節の痛みは、下側が痛い・上側が痛い・寝返りで痛い、という違いで原因を分けて考えることが大切です。

横向きで寝ると股関節が痛い場合、まず確認したいのは「どのタイミングで、どちら側が痛いのか」です。

下側が痛い場合

下側の股関節が痛い場合は、体重による圧迫が関係していることが多くあります。横向きで寝ると、下側の股関節外側がマットレスに押しつけられます。特に股関節の外側にある大転子まわりは骨の出っ張りがあるため、圧が集中しやすい部分です。

この場合、痛みは股関節の外側、太ももの外側、お尻の横あたりに出やすくなります。長時間同じ向きで寝ていると痛くなる、痛い側を下にするとつらい、向きを変えると少し楽になるという場合は、圧迫の影響を考える必要があります。

上側が痛い場合

上側の股関節が痛い場合は、脚が下に落ちることで股関節がねじれている可能性があります。横向きで寝ていると、上側の脚は重力で前下方へ倒れやすくなります。このとき膝同士が重なったり、上の膝が下に落ちたりすると、股関節が内側にねじれます。

この状態が続くと、股関節の外側やお尻、足の付け根に引っ張られる負担がかかります。特に股関節まわりの筋肉が硬い方や、骨盤の動きが少ない方は、寝ているだけでも股関節にストレスを感じやすくなります。

寝返りで痛い場合

寝返りで痛い場合は、股関節そのものだけでなく、骨盤や腰の動きが関係していることが多くあります。寝返りは、ただ体の向きを変える動作ではありません。腰、骨盤、股関節、膝が連動して体を回旋させる動きです。

股関節の動きが硬い、骨盤がスムーズに回らない、腰だけで体をひねっているという状態では、寝返りの瞬間に股関節へ負担が集中しやすくなります。寝返りのたびに足の付け根が痛い、股関節が詰まる感じがある、体の向きを変えるのが怖いという場合は、寝方だけでなく体の動き方も確認することが大切です。

3下側が痛い場合は「圧迫」が関係しやすい

横向き寝で下側の股関節外側に体重が集中し、大転子まわりが圧迫される仕組みを解説した医学図解画像

痛い側を下にして長時間寝ると、股関節外側に体重が集中し、痛みや違和感につながることがあります。

横向きで寝たときに下側の股関節が痛い場合、最も考えやすいのは股関節外側への圧迫です。

横向きの姿勢では、下側の肩、骨盤、股関節、膝の外側に体重がかかります。なかでも股関節の外側は、骨盤から太ももの骨へつながる部分であり、体を支えるために圧が集中しやすい場所です。

股関節の外側には、大転子という骨の出っ張りがあります。その周囲には中殿筋や大殿筋の腱、腸脛靭帯、滑液包などがあり、歩行や立ち上がりで股関節を安定させる役割をしています。ここに長時間体重がかかると、筋肉や腱、滑液包まわりに刺激が入り、痛みを感じやすくなります。

特に、マットレスが硬すぎる場合は股関節外側への圧が逃げにくくなります。反対に、柔らかすぎるマットレスでは骨盤が沈み込み、股関節が不自然な角度になりやすくなります。どちらの場合も、股関節にかかる圧が偏りやすくなります。

また、日中に股関節の外側やお尻の筋肉を使いすぎている方も注意が必要です。立っているときに片足重心になりやすい、歩くときに左右に体が揺れる、階段で股関節の外側が疲れやすいという方は、股関節外側の筋肉に負担が蓄積していることがあります。その状態で痛い側を下にして寝ると、圧迫によって痛みが出やすくなります。

この場合の対策としては、まず痛い側を長時間下にしないことが大切です。痛みがある側を上にして寝る、寝返りをしやすい環境を作る、股関節外側に圧が集中しないように寝具を見直すことが基本になります。

ただし、下側が痛いからといって、ずっと反対向きだけで寝ればよいというわけではありません。同じ姿勢が続くと、反対側にも負担がかかります。大切なのは、股関節に圧が集中しない姿勢を作り、寝返りが自然にできる状態に近づけることです。

4上側が痛い場合は「股関節のねじれ」が関係しやすい

横向き寝で上側の脚が前下方へ落ち、股関節が内側にねじれて痛みが出やすくなる仕組みを解説した図解画像

上側の脚が下に落ちると、股関節が内側にねじれ、足の付け根やお尻まわりに負担がかかりやすくなります。

横向きで寝ているときに上側の股関節が痛い場合は、股関節のねじれが関係していることが多くあります。

横向きになると、上側の脚は重力の影響で前下方へ落ちやすくなります。膝が下側の脚の上に乗ったり、上側の太ももが内側に倒れたりすると、股関節は内側へねじれた状態になります。この姿勢が長時間続くと、股関節の外側やお尻、足の付け根に負担がかかります。

股関節は、本来さまざまな方向へ動く関節です。しかし、座りっぱなしや運動不足、反り腰、骨盤の傾きなどがあると、股関節の動きが一部の方向に偏りやすくなります。特に股関節の外側やお尻の筋肉が硬くなると、脚が内側へ倒れたときに股関節まわりが強く引っ張られます。

このとき痛みを感じやすいのは、股関節の外側、足の付け根、お尻の奥です。人によっては、太ももの外側や膝の外側まで違和感が広がることもあります。これは、股関節のねじれが太ももや膝の向きにも影響するためです。

また、上側の脚が下に落ちると、骨盤も一緒に前方へ倒れやすくなります。骨盤がねじれると腰にも回旋の負担がかかり、股関節だけでなく腰やお尻の張りにつながることがあります。つまり、上側の股関節が痛い場合は、股関節だけでなく、骨盤の向きや腰のねじれも一緒に見ていく必要があります

このタイプでは、膝の間にクッションを挟むことが有効な場合があります。クッションを挟むことで、上側の脚が下に落ちるのを防ぎ、股関節の内側へのねじれを軽減できます。特に抱き枕のように、腕から膝まで支えられるものを使うと、上半身と下半身のねじれを同時に抑えやすくなります。

5寝返りで痛い場合は、骨盤と股関節の動きに問題がある

寝返りで股関節が痛い原因として、腰・骨盤・股関節が連動せず股関節に負担が集中する仕組みを解説した画像

寝返りは腰だけでなく、骨盤・股関節・膝が連動して行う動きです。

寝返りで股関節が痛い場合は、寝ている姿勢そのものよりも、体の向きを変えるときの動きに問題がある可能性があります。

寝返りは、腰だけでひねる動作ではありません。頭、胸郭、腰、骨盤、股関節、膝、足首が順番に連動して体の向きを変えています。ところが、股関節や骨盤の動きが硬くなると、本来分散されるはずの回旋の負担が一部分に集中します。

特に股関節は、寝返りのときに脚の重さを支えながら骨盤の向きを変える重要な関節です。股関節の可動域が狭くなっていると、骨盤がスムーズに回らず、股関節の前側や外側に詰まり感や痛みが出やすくなります。

また、腰が硬い方や反り腰傾向のある方は、寝返りのときに腰だけで体をひねろうとすることがあります。その結果、骨盤と股関節が一緒に動かず、股関節の付け根にねじれの負担がかかります。寝返りのたびに股関節が痛い方は、寝方だけでなく、体を回旋させる動作そのものを見直すことが大切です。

寝返りで痛みが出やすい人の特徴

寝返りで股関節が痛い方は、日常生活でも股関節の動きが少なくなっていることがあります。椅子から立ち上がるときに足の付け根が詰まる、車の乗り降りで股関節が引っかかる、靴下を履くときに脚が上がりにくい、階段で股関節に違和感が出るといった症状がある場合は、寝返りの痛みも股関節の可動域低下と関係している可能性があります。

寝返りは無意識に行う動作ですが、体が硬くなると寝返りの回数が減ったり、寝返りをするたびに目が覚めたりします。すると同じ姿勢が長く続き、股関節への圧迫やねじれがさらに強くなります。

そのため、寝返りで痛い場合は、痛みを避ける寝方だけでなく、日中の股関節や骨盤の動きを整えることも重要です。寝る前に軽く股関節まわりを動かす、腰や骨盤を固めすぎない、寝返りしやすい寝具環境を整えることが、股関節への負担軽減につながります。

6痛みをやわらげる寝方とクッションの使い方

横向き寝で抱き枕を胸と脚でしっかり挟み、股関節の圧迫やねじれを減らす寝方を解説した画像

抱き枕で胸・骨盤・膝を支えると、脚の落ち込みや骨盤のねじれを防ぎやすくなります。

横向きで寝ると股関節が痛い場合、まず大切なのは股関節にかかる圧迫とねじれを減らすことです。そのために有効なのが、クッションや抱き枕を使って脚と骨盤の位置を安定させる方法です。

膝の間にクッションを挟む理由

横向きで寝ると、上側の脚が下に落ちやすくなります。膝の間にクッションを挟むと、上側の脚が内側へ倒れにくくなり、股関節のねじれを抑えやすくなります。

特に上側の股関節が痛い方は、股関節が内側にねじれることで痛みが出ている可能性があります。この場合、膝の間にクッションを挟むことで、上側の股関節が自然な位置に保たれ、足の付け根やお尻の外側にかかる引っ張りの負担を減らしやすくなります。

クッションは薄すぎると脚を支えきれず、厚すぎると股関節が外側に開きすぎてしまいます。目安としては、横向きになったときに左右の膝と股関節が自然に重なり、骨盤が前後に倒れすぎない高さがよいでしょう。

抱き枕が効果的な理由

股関節の痛みがある方には、膝の間だけでなく、抱き枕を使う方法もおすすめです。

抱き枕の良いところは、脚だけでなく上半身も一緒に支えられることです。横向きで寝ていると、上側の肩や腕が前に落ち、胸や骨盤がねじれやすくなります。上半身が前に倒れると、骨盤も一緒に前方へ引っ張られ、上側の股関節にねじれが起こりやすくなります。

抱き枕を胸の前で抱え、さらに膝の間にも挟むようにすると、上半身と下半身がバラバラにねじれるのを防ぎやすくなります。これにより、股関節だけでなく腰や骨盤への負担も分散しやすくなります。

つまり抱き枕は、単に「寝やすくする道具」ではありません。横向き寝で起こりやすい股関節の圧迫、上側の脚の落ち込み、骨盤のねじれ、寝返り時の負担を減らすためのサポートとして役立ちます。

下側が痛い場合の寝方

下側の股関節が痛い場合は、痛い側を長時間下にしないことが大切です。痛い側を上にして寝ることで、股関節外側への直接的な圧迫を減らすことができます。

ただし、痛い側を上にした場合でも、上側の脚が下に落ちると股関節がねじれてしまいます。そのため、膝の間にクッションや抱き枕を挟み、上側の脚が自然な高さで支えられるようにしましょう。

上側が痛い場合の寝方

上側の股関節が痛い場合は、脚が前下方へ落ちないように支えることが重要です。膝の間にクッションを挟むだけでなく、抱き枕を使って太もも全体を支えると、股関節のねじれを抑えやすくなります。

ポイントは、膝だけを支えるのではなく、太ももから膝にかけて自然に支えることです。膝だけが高くなりすぎると股関節の角度が不自然になり、かえって違和感が出ることがあります。股関節、膝、足首が無理なく並ぶ高さを意識しましょう。

寝返りで痛い場合の工夫

寝返りで痛い場合は、寝返りを完全に止めるのではなく、寝返りがしやすい環境を作ることが大切です。

柔らかすぎる寝具では体が沈み込み、寝返りに余計な力が必要になります。硬すぎる寝具では股関節外側に圧が集中しやすくなります。寝返りで股関節が痛い方は、体が沈み込みすぎず、かつ股関節外側に圧が集中しにくい寝具環境を整えることが大切です。

また、抱き枕を使う場合も、体を固定しすぎないことがポイントです。抱き枕で股関節と骨盤のねじれを抑えながらも、寝返りができる程度の余裕を残すことが理想です。

7大分駅前整体院で見るポイント

大分駅前整体院が横向き寝の股関節痛を股関節だけでなく腰・骨盤・膝・足首・足裏の連動から確認することを示した図解画像

横向き寝での股関節痛は、股関節だけでなく腰・骨盤・膝・足首・足裏のつながりも大切です。

大分駅前整体院では、横向きで寝ると股関節が痛い方に対して、股関節だけを見るのではなく、腰、骨盤、股関節、膝、足首、足裏まで含めて体全体の動きを確認します。

横向きで股関節が痛い場合、痛みを感じている場所は股関節でも、原因が股関節だけにあるとは限りません。骨盤の傾き、腰の反り、股関節の可動域、膝の向き、足首の硬さ、足裏の重心バランスが影響していることがあります。

たとえば、股関節の外側が痛い方は、歩くときに外側へ体重が乗りすぎていることがあります。上側の股関節が痛い方は、骨盤がねじれやすく、寝ているときにも脚が内側へ倒れやすい状態になっていることがあります。寝返りで痛い方は、腰や骨盤がスムーズに動かず、股関節に回旋の負担が集まっていることがあります。

当院では、寝ている姿勢だけでなく、立ち方、歩き方、座り方、階段動作、車の乗り降りなど、日常生活で股関節に負担がかかっている動作も確認します。寝方を工夫して一時的に楽になっても、日中の体の使い方が変わらなければ、夜になるとまた股関節が痛くなることがあるためです。

横向きで寝ると股関節が痛い状態は、体からの小さなサインです。
今は寝方を変えると楽になる程度でも、歩くときの痛み、階段での違和感、足の上がりにくさ、寝返りのつらさが続く場合は、早めに体の状態を見直すことが大切です。

横向きで寝ると股関節が痛い、寝返りで足の付け根がつらい、股関節の違和感が続いているという方は、今よりも悪くなる前に一度ご相談ください。大分駅前整体院では、股関節だけでなく体全体の連動を見ながら、負担が集中しにくい体づくりをサポートします。

執筆者

  • 慢性症状専門の整体師 河野貴彦
  • 柔道整復師免許証

慢性症状専門の整体師 河野貴彦

東京・神奈川・大分で7年間整骨院にて研修して、延べ23755人の施術実績。研修時代から慢性症状の改善に力を注ぎ、整形外科や整骨院に通っても症状の改善しない方の力になりたいという思いから大分駅前整体院を立ち上げる。

経歴
2012年3月 日体柔整専門学校 卒業
2012年4月 柔道整復師免許 取得
2018年4月 大分駅前整体院 開業