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股関節がカクンとなる原因|歩くと出る引っかかり・痛みを放置してはいけない理由

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股関節がカクンとなる原因|歩くと出る引っかかり・痛みを放置してはいけない理由

投稿をご覧頂きありがとうございます。大分駅前整体院の河野です。

今回は「股関節がカクンとなる原因|歩くと出る引っかかり・痛みを放置してはいけない理由」という内容で記事をまとめました。

股関節を動かしたときに「カクンとなる」「引っかかる」「ポキッと鳴る」「抜けそうな感じがする」と不安になる方は少なくありません。特に歩き始めや立ち上がり、階段の上り下り、足を開く動作で股関節に違和感が出ると、「骨がずれているのでは」「このまま歩けなくなるのでは」と心配になることもあります。

股関節がカクンとなる原因は一つではありません。筋肉や腱が骨に引っかかる弾発股のような比較的よく見られる状態もあれば、股関節唇損傷、股関節インピンジメント、変形性股関節症、臼蓋形成不全など、関節内部や骨の形に関係する問題が隠れていることもあります。また、股関節そのものだけでなく、骨盤の傾き、腰の硬さ、お尻の筋力低下、歩き方のクセが影響している場合もあります。

大切なのは、股関節がカクンとなる症状を「音が鳴るだけだから大丈夫」と決めつけないことです。痛みがない場合でも、同じ動作で何度も引っかかる、歩くと違和感が強くなる、足の付け根が詰まる、階段で痛む、股関節が抜けそうに感じる場合は、股関節周囲に負担がかかり続けている可能性があります。

この記事では、「股関節がカクンとなる」という症状について、一般的な医学的見解と整体的な見方の両方から、原因、注意すべきサイン、セルフケアの考え方まで詳しく解説します。

1. 股関節がカクンとなるのはなぜ?まず知っておきたい股関節の仕組み

股関節がカクンとなる基本メカニズムを、寛骨臼・大腿骨頭・関節軟骨・関節包・中殿筋の図解で説明した画像

股関節は骨盤と大腿骨がかみ合って動く関節で、筋肉や骨盤の動きが乱れるとカクンとした違和感につながることがあります。

股関節は、骨盤側の受け皿である寛骨臼に、大腿骨の先端にある大腿骨頭がはまり込む構造をしています。ボールと受け皿のような形をしているため、本来は前後左右に大きく動くことができます。歩く、立ち上がる、階段を上る、しゃがむ、足を組むといった日常動作の多くに股関節が関わっています。

この股関節がスムーズに動くためには、骨の形だけでなく、関節唇、軟骨、関節包、靭帯、腸腰筋、中殿筋、大殿筋、内転筋群、腸脛靭帯などがバランスよく働く必要があります。どこか一部だけに負担が偏ると、股関節の動きにズレが生じ、カクン、コキッ、ポキッ、引っかかる、詰まるといった違和感につながることがあります。

特に歩くときは、片足に体重を乗せる瞬間があります。このとき股関節には体重を支える力と、骨盤を安定させる力が同時に求められます。股関節まわりの筋肉が硬くなっていたり、お尻の筋肉がうまく働いていなかったりすると、股関節の軌道が安定せず、歩くたびにカクンとした感覚が出やすくなります。

つまり、股関節がカクンとなる症状は、単に「関節が鳴っている」というより、股関節の動きがスムーズに通っていないサインとして考えることが大切です。

2. 股関節がカクンとなる代表的な原因|弾発股・筋肉・腱の引っかかり

弾発股による股関節のカクンを、腸脛靭帯・大殿筋・腸腰筋の引っかかりから説明した医学図解画像

股関節のカクンは、太ももの外側や足の付け根で筋肉・腱が引っかかる弾発股が関係することがあります。

股関節がカクンとなる原因としてよく挙げられるのが、弾発股です。弾発股とは、股関節を動かしたときに筋肉や腱が骨の出っ張りに引っかかり、それが外れる瞬間にカクン、ポキッ、コキッという感覚や音が出る状態です。

弾発股には、主に外側型と内側型があります。外側型では、太ももの外側にある腸脛靭帯や大殿筋が、大腿骨の外側にある大転子という骨の出っ張りに引っかかることで音や違和感が出ます。歩く、立つ、足を横に動かす、階段を上る動作で股関節の外側にカクンとした感覚が出る場合は、このタイプが関係していることがあります。

一方、内側型では、腸腰筋という股関節の前側を通る筋肉や腱が関係します。腸腰筋は腰椎や骨盤から大腿骨につながり、太ももを持ち上げる働きをします。この腸腰筋が硬くなったり、滑走性が悪くなったりすると、股関節の前側や足の付け根で引っかかるような感覚が出ることがあります。椅子から立ち上がる、歩き始める、足を前に出す、股関節を曲げ伸ばしする動作でカクンとなる場合は、腸腰筋の影響も考えられます。

痛みがない弾発股であれば、すぐに大きな問題とは限りません。しかし、同じ場所で何度も引っかかる、音と一緒に痛みがある、歩くほど違和感が強くなる場合は注意が必要です。腱や滑液包に繰り返し摩擦がかかると、炎症や痛みにつながることがあります。

3. 痛みを伴う場合に考えたい医学的な原因|股関節唇損傷・FAI・変形性股関節症

痛みを伴う股関節のカクンについて、股関節唇損傷・FAI・変形性股関節症の可能性を図解した画像

股関節のカクンに痛みや詰まり感がある場合、股関節唇損傷やFAI、変形性股関節症が関係することもあります。

股関節がカクンとなるだけでなく、痛みや詰まり感を伴う場合は、関節内部の問題も考える必要があります。代表的なものに、股関節唇損傷、股関節インピンジメント、変形性股関節症、臼蓋形成不全があります。

股関節唇は、骨盤側の受け皿である寛骨臼の縁にある線維軟骨です。股関節の安定性を高め、関節の動きをなめらかにする役割があります。この股関節唇が傷つくと、足の付け根の痛み、引っかかり感、クリック音、股関節が抜けそうな感覚が出ることがあります。レントゲンで大きな異常が見つからない場合でも、関節唇の問題が痛みの原因になることがあります。

股関節インピンジメントは、股関節を深く曲げたときなどに骨同士がぶつかり、関節唇や軟骨に負担がかかる状態です。しゃがむ、椅子から立つ、車の乗り降り、階段、あぐら、足を内側にひねる動作で足の付け根が詰まる場合は、股関節の前側で衝突が起きている可能性があります。

また、40代以降の女性では、変形性股関節症や臼蓋形成不全が背景にある場合もあります。変形性股関節症では、初期には歩き始めや立ち上がりで足の付け根に違和感や痛みが出ることがあり、進行すると歩行、階段、靴下を履く動作、爪切りなどがつらくなることがあります。

股関節がカクンとなる症状は、筋肉や腱の問題だけでなく、関節内部の引っかかりや股関節の構造的な問題が関係することもあるため、痛みが続く場合は自己判断だけで済ませないことが大切です。

4. 股関節の引っかかり・詰まり・クリック音を整体的に見ると何が起きているのか

股関節の引っかかりや詰まりを、骨盤の傾き・腸腰筋・中殿筋・足首・足裏の連動から説明した整体図解画像

股関節のカクンは、骨盤の傾き、腸腰筋や中殿筋の働き、足首や足裏の使い方が影響することもあります。

整体的な見方では、股関節のカクン、引っかかり、詰まり、クリック音を、股関節単体の問題だけでなく、骨盤、腰、膝、足首まで含めた体全体の動きの連動として考えます。

股関節は骨盤にはまり込んでいる関節です。そのため、骨盤が前に傾きすぎている、後ろに倒れすぎている、左右どちらかに傾いている、片側に体重をかけるクセがある場合、股関節の動く角度や荷重のかかり方が変わります。本来なら股関節の中心でスムーズに動くはずの大腿骨頭が、前側や外側に偏って動くと、足の付け根の詰まりやカクンとした違和感につながることがあります。

また、腸腰筋が硬くなると股関節の前側が詰まりやすくなり、お尻の筋肉である中殿筋や大殿筋が弱くなると、歩くときに骨盤が安定しにくくなります。すると片足に体重を乗せるたびに股関節がぐらつき、抜けそうな感じやカクンとした感覚が出やすくなります。

さらに、足首が硬い、膝が内側に入りやすい、足裏の接地が不安定といった下半身の使い方も股関節に影響します。足首や膝で吸収できない負担が股関節に集まると、歩くたびに股関節の前側や外側にストレスがかかり、引っかかりや痛みにつながることがあります。

整体的には、股関節がカクンとなる背景には、骨盤の傾き、股関節まわりの筋肉の硬さ、支える筋力の低下、歩き方のクセが重なっていることが多いと考えます。股関節だけを伸ばすのではなく、体全体の動きの中でどこに負担が集中しているかを見ることが重要です。

5. 放置しない方がいい股関節のサイン

股関節がカクンとなるときに注意したい、歩行時の痛み・階段での違和感・足の付け根の詰まりをまとめた画像

股関節の音だけでなく、痛み・歩きにくさ・詰まり感が続く場合は、体からのサインとして見直すことが大切です。

股関節がカクンとなっても、痛みがなく、一時的で、日常生活に支障がない場合は、すぐに深刻な状態とは限りません。しかし、いくつかのサインがある場合は注意が必要です。

まず、カクンとなる感覚に痛みを伴う場合です。特に足の付け根の奥がズキッと痛む、歩くと痛みが増える、階段で痛む、しゃがむと詰まるように痛い場合は、股関節内部に負担がかかっている可能性があります。

次に、引っかかりがだんだん増えている場合です。以前はたまに鳴る程度だったものが、歩くたびに気になる、立ち上がるたびにカクンとなる、股関節を動かすのが怖くなってきた場合は、股関節まわりの筋肉や関節の動きがさらに硬くなっているかもしれません。

また、股関節だけでなく、腰痛、膝の痛み、お尻の張り、太ももの外側の張りが一緒に出ている場合も見逃せません。股関節の動きが悪くなると、腰や膝が代わりに動こうとして負担が増えます。その結果、最初は股関節の違和感だけだったものが、腰痛や膝痛につながることもあります。

痛みがある、歩きにくい、可動域が狭くなっている、症状が長引いている、日常生活に支障が出ている場合は、早めに専門的な評価を受けることが大切です。

6. 股関節がカクンとなるときの対処法とセルフケア

股関節がカクンとなるときのセルフケアとして、腸腰筋ストレッチ・お尻上げ運動・中殿筋ストレッチ・足首ストレッチを説明した画像

股関節を無理に鳴らさず、腸腰筋・お尻・中殿筋・足首を順番に整えるセルフケアです。

股関節がカクンとなるときのセルフケアでは、いきなり強く伸ばしたり、無理に音を鳴らしたりするのは避けた方が安全です。股関節の違和感は、筋肉の硬さだけでなく、関節内部の炎症や引っかかりが関係していることもあるため、まずは痛みが出ない範囲で、順序立てて整えることが大切です。

まずは股関節に負担をかけている動作を確認する

最初に行いたいのは、どの動作でカクンとなるのかを確認することです。歩き始めで出るのか、階段で出るのか、椅子から立ち上がるときに出るのか、足を開いたときに出るのかによって、負担がかかっている場所が変わります。

痛みが出る動作を何度も繰り返して確認する必要はありません。日常生活の中で、どのタイミングで違和感が出るかを把握するだけで十分です。セルフケアは「痛みを我慢して動かす」のではなく、痛みが出ない範囲で股関節の動きを取り戻すことを目的に行います。

①腸腰筋をゆるめて股関節の前側の詰まりを減らす

股関節の前側や足の付け根が詰まる方は、腸腰筋が硬くなっていることがあります。腸腰筋をゆるめるには、片膝立ちの姿勢で行うストレッチが有効です。

まず、片膝を床につき、反対側の足を前に出します。背筋を軽く伸ばし、腰を反りすぎないように注意しながら、骨盤を少し前へ移動させます。このとき、後ろ側の足の付け根が伸びる感覚があれば十分です。腰を反らせて無理に伸ばすと、股関節ではなく腰に負担がかかるため、下腹部を軽く引き締めるようにして行います。

20〜30秒ほどゆっくり伸ばし、呼吸を止めずに行います。強い痛みや股関節の奥の鋭い痛みが出る場合は中止してください。

②お尻の筋肉を整えて股関節の安定性を高める

股関節が抜けそうに感じる、歩くとカクンとなる場合は、お尻の筋肉がうまく働いていないことがあります。特に中殿筋や大殿筋は、歩行時に骨盤を支える重要な筋肉です。

まずは仰向けに寝て、両膝を立てます。足は腰幅程度に開き、かかとを床につけます。その状態から、お尻を軽く締めるようにして骨盤をゆっくり持ち上げます。腰を反らせるのではなく、お尻で体を持ち上げる意識で行います。上げきったところで1〜2秒止め、ゆっくり下ろします。

10回を目安に行い、痛みがなければ2セット行います。股関節の前側に詰まり感が出る場合は、上げる高さを低くして行います。この運動は、股関節を無理に動かすというより、骨盤と股関節を支える力を取り戻す目的で行います。

③中殿筋ストレッチで股関節の安定性を戻す

股関節がカクンとなる原因として、中殿筋の機能低下や硬さが関係しているケースも少なくありません。

椅子に浅く座り、伸ばしたい側の足首を反対側の太ももの上に乗せます。背筋を軽く伸ばしたまま、骨盤からゆっくり前へ倒れましょう。お尻の外側が伸びるところで止め、ゆっくり呼吸をしながら20〜30秒キープします。反対側も同様に行います。

※背中を丸めたり、膝を無理に押したりしないように注意しましょう。

④足首と歩き方も整える

股関節のセルフケアというと股関節だけに意識が向きがちですが、歩くとカクンとなる場合は足首や足裏も重要です。足首が硬いと、歩くときに膝や股関節で代償しやすくなります。

壁に手をつき、片足を後ろに引いてふくらはぎを伸ばします。後ろ足のかかとを床につけたまま、膝を伸ばして20秒ほど保ちます。次に、後ろ足の膝を少し曲げて、足首の奥やアキレス腱周辺を伸ばします。これも20秒ほど行います。

歩くときは、無理に大股で歩く必要はありません。痛みがあるときに大股歩きをすると、股関節の前側に詰まりが出やすくなることがあります。まずは歩幅を少し小さめにし、足裏全体で静かに体重を受けるように意識します。股関節を無理に動かすより、骨盤と足元を安定させて歩くことが大切です。

7. まとめ|股関節がカクンとなる症状は、音だけでなく原因を見極めることが大切

股関節がカクンとなる症状を、股関節だけでなく骨盤・筋肉・足首・歩き方から見直す重要性をまとめた画像

股関節のカクンは、音だけでなく痛みや歩きにくさ、骨盤や筋肉の影響まで確認することが大切です。

股関節がカクンとなる症状には、筋肉や腱が骨に引っかかる弾発股、腸腰筋や腸脛靭帯の硬さ、骨盤の不安定性、股関節唇損傷、股関節インピンジメント、変形性股関節症、臼蓋形成不全など、さまざまな原因が考えられます。

痛みがなく一時的な音だけであれば過度に心配しすぎる必要はありませんが、痛みを伴う場合、歩くと違和感が強くなる場合、足の付け根が詰まる場合、股関節が抜けそうに感じる場合は注意が必要です。

検索上位の記事では、股関節の音や引っかかりを弾発股や関節内部の問題として説明する内容が多く見られます。一方で、歩き方、骨盤の傾き、足首の硬さ、お尻の筋力低下まで含めて説明している記事はまだ多くありません。実際には、股関節は単独で動いているのではなく、腰、骨盤、膝、足首、足裏と連動して働いています。

そのため、股関節がカクンとなるときは、股関節だけを強く伸ばすのではなく、どの動作で出るのか、痛みがあるのか、歩き方に変化があるのか、体全体のバランスが崩れていないかを確認することが大切です。

違和感が軽いうちに原因を見直すことで、股関節への負担を減らし、歩く・立つ・階段を上るといった日常動作を守ることにつながります。

変形性股関節症, 股関節痛

股関節の軟骨がすり減っていると言われた人が注意したい生活動作

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股関節の軟骨がすり減っていると言われた人が注意したい生活動作

投稿をご覧頂きありがとうございます。大分駅前整体院の河野です。

今回は「股関節の軟骨がすり減っていると言われた人が注意したい生活動作」についてお伝えします。

病院でレントゲンを撮った際に、「股関節の軟骨が少しすり減っています」「変形性股関節症の傾向があります」「まだ手術するほどではありません」と言われ、不安になった方も多いのではないでしょうか。

股関節の軟骨がすり減っていると言われると、「もう歩かない方がいいのか」「運動はしてはいけないのか」「このまま悪化して手術になるのでは」と心配になる方もいます。

しかし大切なのは、必要以上に怖がって動かなくなることではありません。股関節に負担がかかりやすい生活動作を知り、今の体に合った使い方へ見直していくことです。

股関節は、立つ、歩く、階段を上る、座る、しゃがむ、車に乗るなど、日常生活のほとんどの動作に関わっています。そのため、痛みが出ている場所だけを見ていても、根本的な負担の原因が見えにくいことがあります。

特に股関節の軟骨がすり減っている方は、股関節そのものだけでなく、骨盤の傾き、腰の動き、膝の向き、足首の硬さ、足裏の接地、歩き方のクセまで含めて見直すことが大切です。

「まだ手術するほどではない」と言われた今こそ、生活動作を整えるタイミングです。

1. 股関節の軟骨がすり減るとはどういう状態なのか

正常な股関節と軟骨がすり減った股関節を比較し、関節裂隙や大腿骨頭、寛骨臼の違いを示した医学図解

股関節の軟骨がすり減ると、関節のすき間が狭くなり、体重の負担が一部に集中しやすくなります。

股関節は、骨盤側の受け皿と太ももの骨の先端が組み合わさってできている関節です。関節の表面には軟骨があり、骨同士が直接ぶつからないようにクッションの役割をしています。

この軟骨がすり減ってくると、股関節の中で圧力がかかりやすくなり、動かした時の違和感や痛み、引っかかり感、可動域の低下が出やすくなります。初期の段階では、常に痛いというよりも、立ち上がる時、歩き始め、階段、長く歩いた後などに足の付け根やお尻まわりに痛みを感じることが多いです。

股関節の軟骨は、単純に年齢だけですり減るわけではありません。体重のかかり方、股関節の形、骨盤の傾き、歩き方、筋力低下、片側に偏った姿勢、過去のケガや生活習慣などが重なり、股関節の一部分に負担が集中することで少しずつ状態が悪化していくことがあります。

ここで重要なのは、「軟骨がすり減っている=必ずすぐに手術」というわけではないということです。もちろん進行度によって医療機関での判断は必要ですが、まだ手術する段階ではないと言われている場合、日常生活で股関節にかかる負担を減らし、体の使い方を見直すことがとても大切になります。

痛みを我慢しながら同じ動作を続けると、股関節をかばう動きがクセになり、腰、膝、反対側の股関節、足首にも負担が広がることがあります。だからこそ、股関節の軟骨がすり減っていると言われた段階で、「どの動作が股関節に負担をかけているのか」を知っておくことが大切です。

2. 深くしゃがむ動作や床に座る生活には注意が必要

深くしゃがむ姿勢や床座りで股関節が深く曲がり、足の付け根に負担が集中する様子を示した医療整体図解

深くしゃがむ、正座、あぐら、横座りなどは、股関節を深く曲げるため足の付け根に負担がかかりやすい動作です。

股関節の軟骨がすり減っている方が特に注意したいのが、深くしゃがむ動作や床に座る生活です。

深くしゃがむ時、股関節は大きく曲がります。さらに、膝や足首の動きが硬い方は、股関節だけで無理に体を支えようとするため、関節の前側や奥に圧迫感が出やすくなります。

和式トイレ、低い椅子、床からの立ち上がり、草むしり、低い位置での掃除、長時間の正座やあぐら、横座りなどは、股関節を深く曲げたり、ひねったりする時間が長くなりやすい動作です。これらの姿勢を繰り返すことで、股関節の一部分に圧力が集中し、痛みや違和感が強くなることがあります。

特に横座りやいわゆる女の子座りのような姿勢は、股関節や骨盤が左右非対称になりやすく、片側の股関節にねじれの負担がかかります。痛い側をかばって座っているつもりでも、結果的に股関節の動き方をさらに崩してしまうことがあります。

股関節に不安がある方は、できるだけ椅子やベッドを使う洋式の生活に切り替えることが理想です。床に座る時間を減らし、立ち上がる回数やしゃがみ込む回数を減らすだけでも、股関節への負担は変わります。

大切なのは、「絶対にしゃがんではいけない」と考えることではなく、痛みが出る深さまで無理に曲げないことです。股関節がつまる、足の付け根が痛い、立ち上がる時に力が入りにくいと感じる場合は、その動作が今の股関節には負担になっているサインかもしれません。

3. 長時間の歩行や立ちっぱなしは股関節に負担が集中しやすい

長時間の歩行や立ちっぱなしで骨盤が傾き、片側の股関節へ体重負担が集中する様子を示した図解

片側に体重が偏ると、骨盤が傾き、股関節・膝・足首・足裏に負担が広がりやすくなります。

股関節は体重を支えながら動く関節です。そのため、歩くことや立つこと自体が悪いわけではありませんが、長時間続けることで痛みが出る場合は注意が必要です。

歩行中の股関節には、体重以上の負荷がかかります。特に股関節の軟骨がすり減っている方は、歩くたびに股関節の同じ場所に圧力がかかりやすく、長く歩いた後に足の付け根やお尻、太もも、膝まで痛みが広がることがあります。

また、立ちっぱなしの家事や仕事も注意が必要です。台所での料理、洗い物、掃除、買い物中の立ち歩き、仕事での立位姿勢などは、知らないうちに片足に体重を乗せるクセが出やすい動作です。

片足に体重を乗せて立つクセがあると、骨盤が傾き、股関節の片側に負担が集中します。痛みがある側をかばって反対側に体重を逃がしている場合でも、結果的に体全体のバランスが崩れ、腰や膝にまで負担が広がることがあります。

股関節の軟骨がすり減っている方は、長く歩くことよりも、休憩を入れながら歩くことが大切です。痛みが出るまで歩き続けるのではなく、違和感が軽いうちに休む、買い物ではカートを使う、荷物を分ける、移動距離を調整するなど、股関節に負担をため込まない工夫が必要です。

「歩けるから大丈夫」と思っていても、歩いた後に痛みが残る、翌日に股関節が重い、足を引きずるようになる場合は、股関節に負担が蓄積している可能性があります。

4. 階段や段差では股関節だけでなく膝や足首の使い方も重要

階段や段差で股関節・膝・足首・足裏が連動し、股関節に負担がかかる仕組みを示した医学図解

階段では股関節だけでなく、膝・足首・足裏の使い方が乱れることで股関節への負担が増えやすくなります。

股関節の軟骨がすり減っている方にとって、階段や段差は痛みが出やすい動作のひとつです。

階段を上る時は、股関節を曲げた状態から体を持ち上げるため、股関節の前側や足の付け根に負担がかかりやすくなります。階段を下りる時は、体重を支えながら股関節、膝、足首で衝撃を受け止める必要があります。

この時、股関節だけでなく、膝の向きや足首の動き、足裏の接地がとても重要になります。足首が硬い方、膝が内側に入りやすい方、足裏の外側や内側に偏って体重が乗る方は、階段で股関節にねじれの負担がかかりやすくなります。

股関節の軟骨がすり減っている方は、階段を急いで上り下りすることや、手すりを使わずに無理をすることは避けた方が安心です。特に痛みがある日は、手すりを使う、一段ずつゆっくり上る、荷物を持ったまま階段を上り下りしないなどの工夫が大切です。

また、階段で股関節が痛い方は、股関節だけの問題ではなく、足の着き方や体重移動のクセが関係していることもあります。股関節に痛みがあると、無意識に体を横に揺らして歩いたり、膝を外に逃がしたり、反対側に体重をかけたりすることがあります。

このようなかばい方が続くと、股関節の負担を減らしているつもりでも、結果的に歩き方全体が崩れてしまいます。階段で痛みが出る方は、股関節の状態だけでなく、骨盤、膝、足首、足裏まで含めて見直すことが大切です。

5. 重い荷物や片側だけに偏る持ち方は股関節への負担を増やす

片側だけで重い荷物を持つことで骨盤が傾き、片方の股関節に負担が集中する様子を示した図解

重い荷物を片側だけで持つと、骨盤が傾き、片方の股関節に負担が集中しやすくなります。

股関節の軟骨がすり減っている方は、重い荷物の持ち方にも注意が必要です。

買い物袋、仕事用バッグ、洗濯物、灯油、米袋、子どもや孫を抱っこする動作など、日常生活の中には股関節に負担をかける場面が多くあります。重い物を持つと体全体にかかる負荷が増えますが、特に片側だけで持つクセがある方は、骨盤が傾きやすくなります。

例えば、いつも同じ肩にバッグをかける、いつも同じ手で荷物を持つ、片側の腰に体重を乗せて立つといったクセがあると、左右どちらかの股関節に負担が集中します。股関節の軟骨がすり減っている方にとって、このような小さな偏りの積み重ねが痛みの原因になることがあります。

また、重い荷物を持った状態で階段を上る、車から荷物を下ろす、低い位置から荷物を持ち上げる動作では、股関節を曲げながら力を入れるため、足の付け根やお尻まわりに負担がかかりやすくなります。

荷物を持つ時は、できるだけ左右に分ける、リュックやカートを使う、重い物は小分けにする、低い位置から一気に持ち上げないなどの工夫が大切です。

股関節の痛みがある方ほど、「これくらいなら大丈夫」と無理をしてしまうことがあります。しかし、痛みが出る動作を何度も繰り返すと、股関節だけでなく腰や膝にも負担が広がります。生活の中で荷物の持ち方を見直すことは、股関節を守るための大切な対策です。

6. 動かさないことも股関節には良くない

股関節を動かさなさすぎることで支える筋肉が弱くなり、股関節への負担が増える仕組みを示した図解

痛みを怖がって動かさなさすぎると、股関節を支える筋肉が弱くなり、関節への負担が増えやすくなります。

股関節の軟骨がすり減っていると言われると、「動かすと悪くなるのでは」と不安になり、できるだけ安静にしようとする方がいます。

もちろん、強い痛みがある時や炎症が強い時に無理をする必要はありません。しかし、痛みを恐れて動かさなさすぎると、股関節まわりの筋肉が弱くなり、関節を支える力が低下してしまいます。

股関節は、筋肉によって支えられながら動いています。お尻の筋肉、太ももの筋肉、体幹、骨盤まわりの筋肉がうまく働くことで、股関節にかかる負担を分散しています。これらの筋肉が弱くなると、股関節そのものに負担が集まりやすくなり、歩く、立つ、階段を上るといった動作がさらに不安定になります。

つまり、股関節の軟骨がすり減っている方に必要なのは、「動かさない生活」ではなく、「負担をかけすぎずに動かす生活」です。

痛みを我慢して歩き続けることはよくありませんが、痛みの出ない範囲で体を動かし、股関節まわりの筋肉を保つことは大切です。水中ウォーキングや負担の少ない自転車運動、軽い体操などがすすめられることもありますが、股関節の状態や痛みの出方によって合う運動は変わります。

自己判断で強いストレッチや深いスクワットを行うと、かえって股関節に負担をかけることがあります。特に足の付け根がつまる、動かすと鋭い痛みが出る、運動後に痛みが長引く場合は、運動内容を見直す必要があります。

股関節を守るためには、やみくもに鍛えるのではなく、今の体に合った動かし方を選ぶことが大切です。

7. 股関節だけでなく体全体から生活動作を見直すことが大切

股関節だけでなく骨盤・膝・足首・足裏の使い方から生活動作を見直す重要性を示したまとめ図解

股関節の痛みは、骨盤・膝・足首・足裏の使い方と関係するため、体全体から生活動作を見直すことが大切です。

股関節の軟骨がすり減っていると言われた時、多くの方は股関節だけに意識が向きます。

もちろん股関節の状態を確認することは大切です。しかし、日常生活で股関節に負担がかかる原因は、股関節そのものだけにあるとは限りません。

骨盤が前後左右に傾いている、腰が硬くなっている、膝が内側に入りやすい、足首が硬い、足裏の接地が不安定、歩く時に片側へ体重が偏る。このような体全体の使い方が重なることで、股関節の一部分に負担が集まりやすくなります。

特に「片方の股関節だけ痛い」「歩き始めだけ痛い」「階段で痛い」「靴下が履きにくい」「長く歩くと足の付け根が重くなる」という方は、股関節の軟骨の状態だけでなく、立ち方や歩き方、骨盤と足のつながりを見直すことが大切です。

股関節の軟骨は、一度すり減ると簡単に元通りになるものではありません。だからこそ、今よりも悪くなる前に、股関節に負担をかけている生活動作を見直すことが重要です。

「まだ手術するほどではない」と言われた段階は、何もできない時期ではありません。むしろ、体の使い方を整え、股関節への負担を減らしていくための大切なタイミングです。

大分駅前整体院では、股関節の痛みを股関節だけの問題として見るのではなく、腰、骨盤、股関節、膝、足首、足裏、歩き方まで含めて体全体から確認しています。

立つ、歩く、階段がつらい。股関節の軟骨がすり減っていると言われた。まだ手術するほどではないけれど、このまま悪くならないか不安。そのような方は、今よりも悪化する前に、一度体の使い方を見直してみてください。

変形性股関節症, 股関節痛

股関節痛でレントゲン異常なしと言われた方へ|痛みの原因とは?

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股関節痛でレントゲン異常なしと言われた方へ|痛みの原因とは?

投稿をご覧いただきありがとうございます。大分駅前整体院の河野です。

股関節が痛くて整形外科でレントゲンを撮ったのに、「骨に異常はありません」「様子を見ましょう」と言われた。

それでも、歩く時に脚の付け根が痛い、立ち上がる時に股関節がつまる、階段で違和感がある、長く歩くとだんだん痛くなる。このような状態が続くと、「異常なしなのに、なぜ痛いのか」と不安になる方は少なくありません。

レントゲンは、骨の変形や骨折、関節のすき間の狭さなどを見るにはとても大切な検査です。ただし、股関節の痛みの原因は骨だけとは限りません。股関節唇、軟骨の初期変化、筋肉や腱、関節包、骨盤や腰の動き、歩き方のクセなどは、レントゲンだけでは判断しにくい場合があります。実際に、関節唇損傷や初期の変形性股関節症、筋肉由来の痛み、腰椎や仙腸関節からの関連痛では、レントゲンで異常なしと言われることがあります。

大分駅前整体院では、「レントゲンで異常がない=体に問題がない」とは考えていません。骨の変形が強く出る前の段階でも、股関節に負担が集まり続けていれば、痛みや違和感は出ます。特に40〜50代の方は、筋力低下、姿勢の変化、歩き方のクセ、車移動の多さ、座る時間の長さなどが重なり、股関節に負担が出やすくなります。

今回は、「股関節痛 レントゲン異常なし」と言われた方に向けて、一般的な医学的見解と、当院が考える股関節痛の見方をわかりやすく解説します。

1. 股関節痛でレントゲン異常なしと言われる理由

股関節痛でレントゲン異常なしと言われても、関節唇や軟骨、筋肉、腱など骨以外の問題で痛みが出る理由を示した医学図解

レントゲンで骨に異常がなくても、関節唇・軟骨・筋肉・腱などの問題で股関節痛が続くことがあります。

股関節は、骨盤側のくぼみである寛骨臼に、大腿骨頭という丸い骨がはまり込む構造をしています。いわゆるボールとソケットのような関節で、体重を支えながら、歩く、立つ、座る、階段を上がる、しゃがむといった動作を行う重要な関節です。股関節には軟骨、関節包、靭帯、筋肉、腱などが関わっており、骨だけで動いているわけではありません。

レントゲン検査で主に確認できるのは、骨の形、骨折の有無、関節のすき間、明らかな変形などです。そのため、変形性股関節症がある程度進行して関節のすき間が狭くなっている場合や、骨の形に明らかな変化がある場合は、レントゲンで判断しやすくなります。

一方で、股関節唇という関節の縁にある組織の損傷、軟骨のごく初期の変化、筋肉や腱の炎症、関節包の硬さ、骨の内部の変化などは、レントゲンだけでは見えにくいことがあります。そのため、痛みがあるにもかかわらず「レントゲンでは異常なし」と言われることがあるのです。

つまり、レントゲンで異常がないというのは、「骨に大きな変形や明らかな異常が見えなかった」という意味であり、「痛みの原因がまったくない」という意味ではありません。ここを誤解してしまうと、痛みを我慢し続けたり、原因がわからないまま不安だけが強くなったりしてしまいます。

2. レントゲンに映りにくい股関節痛の代表的な原因

股関節唇損傷、初期の変形性股関節症、筋肉や腱の負担、腰や骨盤からの関連痛など、レントゲンに映りにくい股関節痛の原因を示した図解

股関節痛の原因は、股関節唇・軟骨・筋肉・腱・腰や骨盤からの影響など、レントゲンだけでは判断しにくい場合があります。

レントゲンで異常なしと言われても股関節痛が続く場合、医学的にはいくつかの原因が考えられます。代表的なものに、股関節唇損傷、初期の変形性股関節症、股関節周囲の筋肉や腱の問題、骨髄浮腫や大腿骨頭壊死症の初期、腰椎や仙腸関節からの関連痛などがあります。

股関節唇損傷は、股関節の縁にあるクッションのような組織に負担がかかり、痛みや引っかかり感が出る状態です。脚の付け根が痛い、股関節が詰まる、方向転換で痛む、長く歩くと痛くなるといった症状が出ることがあります。変形性股関節症のように骨の変形がはっきり出ていない段階では、レントゲンだけでは判断しにくい場合があります。

また、変形性股関節症も初期段階ではレントゲン上の変化が目立たないことがあります。軟骨のすり減りや関節内の負担が始まっていても、画像では「まだ大きな異常なし」と見えるケースがあります。痛みが強いかどうかと、レントゲンの変化の大きさは必ずしも一致しません。

さらに、腸腰筋、大腿筋膜張筋、中殿筋、内転筋などの股関節まわりの筋肉が硬くなったり、うまく働かなくなったりすることでも痛みは出ます。股関節は体重を支える関節なので、筋肉の支え方が乱れると、関節そのものに異常がなくても、動作のたびに負担が集中します。

3. 股関節だけでなく腰・骨盤・膝・足元まで見る必要がある理由

腰、骨盤、股関節、膝、足首、足裏の連動が崩れることで股関節へ負担が集まる仕組みを示した整体図解

股関節痛は股関節だけでなく、腰・骨盤・膝・足裏の使い方が関係していることがあります。

当院では、股関節痛を股関節だけの問題として見ないことを大切にしています。なぜなら、股関節は骨盤、腰、膝、足首、足裏とつながって動いているからです。

たとえば、骨盤が前に傾きすぎている人は、股関節の前側に圧迫がかかりやすくなります。反対に、骨盤が後ろに倒れて背中が丸くなっている人は、股関節の動きが制限され、歩く時に脚が後ろへ伸びにくくなります。その結果、股関節の前側や外側に負担が集まり、痛みや詰まり感につながることがあります。

また、膝や足首の使い方も股関節痛に関係します。足裏の接地が不安定だったり、膝が内側に入りやすかったりすると、歩くたびに股関節がねじれるような負担を受けます。股関節そのものに大きな異常がなくても、このような小さな負担が毎日積み重なることで、痛みが出やすくなります。

特に大分のように車移動が多い生活では、歩く量が少なくなり、股関節を大きく動かす機会が減りやすくなります。座る時間が長くなると腸腰筋やお尻まわりの筋肉が硬くなり、立ち上がりや歩き始めで股関節に違和感が出ることがあります。これは、レントゲンでは見えにくい「動きの問題」です。

4. 「異常なし」でも痛みが出るメカニズム

正常な歩行と股関節に負担が集中した歩行を比較し、変形がなくても股関節痛が起こるメカニズムを示した図解

骨に変形がなくても、歩行時に股関節へ負担が集中すると痛みにつながることがあります。

股関節痛で大切なのは、画像に異常があるかどうかだけではなく、「股関節にどのような負担がかかっているか」を見ることです。

股関節は、立っているだけでも体重を支えています。歩く時には、片脚に体重が乗る瞬間があり、そのたびに股関節には大きな負荷がかかります。本来であれば、お尻の筋肉、体幹、骨盤、膝、足首が連動してその負担を分散します。しかし、どこかの動きが硬くなったり、筋肉の働きが弱くなったりすると、負担が股関節に集中します。

たとえば、お尻の筋肉である中殿筋がうまく働かないと、片脚で体を支える時に骨盤が不安定になります。すると、股関節の外側や前側に余計な負担がかかりやすくなります。腸腰筋が硬くなると、股関節の前側が詰まりやすくなり、立ち上がりや歩き始めで痛みが出ることがあります。

この段階では、骨の変形がまだ強く出ていないため、レントゲンでは異常なしと言われることがあります。しかし、体の使い方としてはすでに股関節に負担が集まり続けている状態です。ここで放置すると、痛みをかばう歩き方がクセになり、腰や膝にも負担が広がっていく可能性があります。

5. 注意したい症状と医療機関で再確認すべきケース

股関節痛でレントゲン異常なしと言われても、夜間痛や安静時痛、歩けない痛み、しびれがある場合にMRIなどの再検査が必要なケースを示した図解

痛みが強い、夜間痛がある、歩けない、しびれがある場合は、レントゲンだけでなくMRIなどの確認が必要になることがあります。

レントゲンで異常なしと言われた場合でも、すべてを整体だけで判断するべきではありません。痛みが強くなっている、夜間痛がある、安静にしていても痛い、歩けないほど痛い、急に痛みが出た、発熱を伴う、しびれや力の入りにくさが強い。このような場合は、再度整形外科で相談することが大切です。

また、痛みが長く続いている場合や、股関節の引っかかり感、強い可動域制限、跛行、体重をかけた時の強い痛みがある場合は、MRIなどの詳しい検査が必要になることもあります。レントゲンでは見えにくい関節唇、軟骨、骨の内部、筋肉や腱の状態を確認することで、原因がわかるケースもあります。

当院では、医療機関での検査を否定することはありません。むしろ、必要な検査を受けたうえで「骨に大きな異常がない」と確認できていることは、体の使い方や負担のかかり方を見直すうえで重要な情報になります。

ただし、「異常なし」と言われたから何もしなくていい、というわけではありません。画像上の大きな異常がない今だからこそ、股関節に負担をかけている姿勢、歩き方、骨盤の動き、足元の使い方を見直すことが大切です。

6. 当院が考える股関節痛への整体での見方

大分駅前整体院が股関節痛に対して、股関節だけでなく腰、骨盤、膝、足首、足裏、立ち方、歩き方まで確認する整体の考え方を示した図解

当院では股関節だけでなく、立ち方・歩き方・骨盤の傾き・膝の向き・足裏の接地まで確認します。

大分駅前整体院では、股関節痛に対して痛い場所だけを揉む、股関節だけを動かす、という見方はしていません。股関節に痛みが出ている背景には、腰、骨盤、股関節、膝、足首、足裏の連動が崩れていることが多いからです。

まず確認するのは、立ち方、歩き方、骨盤の傾き、股関節の可動域、膝の向き、足裏の接地です。同じ股関節痛でも、反り腰が強く股関節の前側に負担がかかっている人もいれば、猫背気味で股関節が伸びにくくなっている人もいます。膝が内側に入りやすい人、足首が硬くて股関節でかばっている人、片側のお尻の筋肉がうまく使えていない人もいます。

当院が大切にしているのは、「なぜ股関節に負担が集まっているのか」を見つけることです。レントゲンで異常がない段階でも、体の使い方に問題があれば痛みは出ます。反対に、股関節への負担を減らす動き方を身につけることで、今より悪くなる前に体を整えやすくなります。

特に40〜50代の方は、「まだ我慢できるから大丈夫」と思っているうちに、歩き方のクセが強くなり、腰痛や膝の痛みまで広がることがあります。股関節は体の中心に近い関節なので、早めに見直すことがとても大切です。

7. 股関節痛でレントゲン異常なしと言われた方へ

股関節痛でレントゲン異常なしの今だからこそ、腰、骨盤、股関節、膝、足首、足裏を整えて歩きやすい体を目指すまとめ図解

レントゲンで異常なしと言われた今こそ、股関節へ負担が集まる体の使い方を見直すことが大切です。

股関節痛でレントゲン異常なしと言われると、安心する一方で、「ではなぜ痛いのか」という不安が残ると思います。ですが、異常なしという言葉だけで痛みを片づける必要はありません。

レントゲンに映るのは主に骨の状態です。股関節の痛みには、関節唇、軟骨の初期変化、筋肉や腱、骨盤の動き、腰や膝との連動、歩き方のクセなど、画像だけでは見えにくい要素が関係していることがあります。だからこそ、痛みが続く場合は、医療機関で必要な確認をしながら、同時に体の使い方や負担のかかり方を見直すことが大切です。

大分駅前整体院では、立つ・歩く・階段がつらい方の腰・股関節・膝の痛みを専門にみています。股関節だけを見るのではなく、腰、骨盤、膝、足元まで含めて、なぜ股関節に負担が集まっているのかを確認します。

「レントゲンでは異常なしと言われたけど、痛みが続いている」
「歩くと股関節が痛い」
「立ち上がりや階段で脚の付け根がつらい」
「このまま悪化しないか不安」

このような方は、今よりも悪くなる前に一度体の状態を見直してみてください。股関節の痛みは、骨の変形がはっきり出てからではなく、違和感や軽い痛みがある段階で整えることが大切です。

変形性股関節症, 股関節痛

変形性股関節症と言われたけど、まだ手術が必要ではない人へ

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変形性股関節症と言われたけど、まだ手術が必要ではない人へ

投稿をご覧頂きありがとうございます。大分駅前整体院の河野です。

今回は「変形性股関節症と言われたけど、まだ手術が必要ではない人へ」というテーマでお伝えします。

病院で変形性股関節症と言われると、「このまま悪くなったら手術になるのではないか」「歩けなくなったらどうしよう」と不安になる方は少なくありません。

変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減ったり、関節の形が変化したりすることで、脚の付け根の痛み、歩きにくさ、可動域の制限などが出やすくなる状態です。日本整形外科学会でも、初期には立ち上がりや歩き始めに脚の付け根が痛み、進行すると持続痛や夜間痛、靴下を履く・爪を切る・階段や乗り降りがつらいなど、日常生活に支障が出ると説明されています。

ただし、「変形性股関節症=すぐ手術」というわけではありません。医学的にも、状態によっては生活指導、運動療法、薬物療法などの保存療法が行われ、痛みや生活への支障が強く改善しにくい場合に手術が検討されます。

当院では、まだ手術が必要ではないと言われた段階こそ、股関節だけを見るのではなく、腰・骨盤・股関節・膝・足首まで含めた体全体のバランスを見直すことが大切だと考えています。

1. 変形性股関節症と言われた時に、まず知っておきたいこと

正常な股関節と変形性股関節症の股関節を比較し、軟骨のすり減りや関節のすき間の狭さを説明する医療図解画像

変形性股関節症は、股関節の軟骨や関節の形に変化が起こり、脚の付け根の痛みや動きにくさにつながることがあります。

変形性股関節症は、股関節の軟骨や骨の変化によって痛みや動きにくさが出る状態です。特に女性では、もともとの股関節の形や発育性股関節形成不全の影響が関係していることも多いとされています。

ただ、画像上で変形があるからといって、痛みの強さや日常生活のつらさが必ずしも同じとは限りません。同じように変形があっても、歩き方、立ち方、骨盤の傾き、腰や膝への負担のかかり方によって、感じる痛みや生活のしづらさは変わります。

そのため、「変形しているから仕方ない」とあきらめるのではなく、今の股関節にどのような負担がかかっているのかを知ることが大切です。特に、まだ手術が必要ではない段階では、股関節への負担を増やしている体のバランスを早めに整えることが、今後の生活を守るうえで重要になります。

2. 痛みが軽い時ほど、放置しやすいのが股関節の怖いところ

歩き始めや立ち上がりで脚の付け根に違和感を感じる女性と、変形性股関節症の初期サインを説明する図解画像

歩き始めだけ痛い、立ち上がりだけつらい、休むと楽になるなどの小さなサインも、股関節からの大切なサインです。

変形性股関節症の初期では、「歩き始めだけ痛い」「立ち上がる時だけ違和感がある」「長く歩いた後に脚の付け根が重い」など、症状が一時的に出ることがあります。

この段階では、休むと楽になることも多いため、「まだ大丈夫」「年齢のせいかな」と考えて放置してしまう方も少なくありません。

しかし、股関節は体重を支えながら歩行を行う大きな関節です。痛みをかばって歩く状態が続くと、股関節だけでなく、腰、膝、足首にも負担が広がりやすくなります。最初は股関節の違和感だけだったものが、次第に腰痛や膝痛、歩行時の疲れやすさにつながることもあります。

当院では、痛みが強くなってからではなく、「少しおかしい」と感じた段階で体の使い方を見直すことが大切だと考えています。

3. 股関節だけを見ても、根本的な負担は見えにくい

股関節の痛みを腰・骨盤・股関節・膝・足首のつながりから考える全身バランスの専門図解画像

股関節の痛みは、股関節だけでなく腰・骨盤・膝・足首の動きやバランスが関係していることがあります。

変形性股関節症と言われると、多くの方は股関節そのものに意識が向きます。もちろん股関節の状態を確認することは大切ですが、実際の体の動きでは、股関節だけが単独で働いているわけではありません。

立つ、歩く、階段を上る、車に乗り降りする、靴下を履くといった動作では、腰、骨盤、股関節、膝、足首が連動しています。骨盤がうまく動かないと股関節に負担が集中し、膝や足首の使い方が崩れると股関節が余計に頑張らなければいけなくなります。

つまり、股関節の痛みがあるからといって、股関節だけを揉んだり動かしたりすればよいとは限りません。大切なのは、股関節に負担が集まっている原因が、体のどこにあるのかを見極めることです。

当院では、股関節の状態だけでなく、腰・骨盤・膝・足首まで含めて確認し、日常動作の中で股関節に負担がかかりやすい体の使い方を整えていきます。

4. 放置すると、歩き方の崩れがさらに股関節へ負担をかける

股関節痛をかばう歩き方によって骨盤・腰・膝へ負担が広がる流れを説明する医療整体図解画像

股関節の痛みを避ける歩き方が続くと、骨盤・腰・膝にも負担が広がりやすくなります。

股関節に痛みがあると、人は無意識に痛みを避ける歩き方をします。片側に体重をかけないようにしたり、歩幅が小さくなったり、体を左右に揺らしながら歩いたりすることがあります。

一時的には痛みを避けるために必要な反応ですが、その歩き方が長く続くと、股関節まわりの筋肉がうまく働きにくくなり、骨盤の傾きや膝の向きにも影響が出てきます。

その結果、股関節を守るつもりでかばっていた動きが、かえって股関節への負担を増やしてしまうことがあります。さらに、歩く量が減ることで筋力や柔軟性が低下し、関節を支える力も落ちやすくなります。

変形性股関節症で怖いのは、痛みそのものだけではありません。痛みを避ける生活が続くことで、体全体の動きが小さくなり、さらに股関節に負担がかかりやすい状態になってしまうことです。

5. 「まだ手術ではない」と言われた今こそ見直すべきこと

まだ手術が必要ではない変形性股関節症の段階で、体全体のバランスを整える大切さを説明する図解画像

まだ手術が必要ではない今こそ、股関節だけでなく体全体のバランスを見直すタイミングです。

病院で「まだ手術するほどではない」と言われると、安心する一方で、「では何をすればいいのか分からない」と感じる方も多いと思います。

医学的には、変形性股関節症に対して、日常生活での負担を減らす工夫、体重管理、股関節に負担をかけにくい運動、筋力を保つことなどが大切とされています。

ただし、自己流で強い運動を始めたり、痛みを我慢して歩き続けたりすると、かえって股関節に負担をかける場合もあります。大切なのは、「動かせばいい」ではなく、「今の体に合った動かし方を選ぶ」ことです。

当院では、股関節に無理をかけるのではなく、腰や骨盤、膝、足首の動きも含めて、股関節が必要以上に頑張らなくてもよい状態を目指します。まだ手術が必要ではない今だからこそ、体全体のバランスを整える意味があります。

6. 当院が考える変形性股関節症への向き合い方

大分駅前整体院が考える変形性股関節症への向き合い方として、股関節だけでなく体全体を見ることを示す図解画像

大分駅前整体院では、変形そのものだけでなく、日常生活で股関節にかかる負担の見直しを大切にしています。

当院では、変形性股関節症そのものを「治す」と表現するのではなく、股関節にかかる負担を減らし、今よりも悪くなりにくい体の使い方を整えることを大切にしています。

股関節の変形や軟骨の状態は、医療機関での診断や経過観察が重要です。そのうえで、整体院としてできることは、日常生活の中で股関節に負担をかけている姿勢や動作、体の連動の崩れを整えることです。

特に、立つ時に片側へ体重が偏る、歩く時に骨盤がうまく動かない、階段で膝や股関節に力が入りすぎる、腰が硬く股関節ばかりに負担が集まるといった状態は、股関節痛を長引かせる原因になります。

股関節だけに注目するのではなく、腰・骨盤・股関節・膝・足首が自然に連動する状態を目指すことで、日常生活での負担を減らしやすくなります。

7. 今よりも悪くなる前に、一度ご相談ください

変形性股関節症と言われたがまだ手術ではない人へ、今より悪くなる前に体全体のバランスを整える大分駅前整体院のまとめ図解画像

股関節の痛みや歩きにくさは、今より悪くなる前に腰・骨盤・膝・足首まで含めて見直すことが大切です。

変形性股関節症と言われても、まだ手術が必要ではない段階であれば、今の体の使い方を見直す余地があります。

「歩き始めに脚の付け根が痛い」「長く歩くと股関節が重い」「階段や車の乗り降りがつらい」「靴下を履く動作がしにくい」などのサインは、股関節だけでなく体全体のバランスが崩れているサインかもしれません。

放置して痛みを我慢し続けると、歩き方が崩れ、筋力が落ち、腰や膝にも負担が広がり、日常生活の動きがさらに制限されてしまうことがあります。

大分駅前整体院では、立つ・歩く・階段がつらい方の腰・股関節・膝の痛みを専門に見ています。

変形性股関節症と言われたけれど、まだ手術が必要ではない。だからこそ、今よりも悪くなる前にご相談ください。