投稿をご覧頂きありがとうございます。大分駅前整体院の河野です。今回は「坐骨神経痛が長引く理由|痛みとしびれの違い、身体の回復との関係」という内容になります。
お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけて痛みやしびれが現れ、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症と診断された経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。以前より痛みは軽くなったものの、足先のしびれが残っていたり、調子の良い日と悪い日を繰り返したりすると、「いつになったら良くなるのだろう」と不安に感じることもあると思います。
また、痛みがあるために歩く距離を減らしたり、外出を控えたりしているうちに、以前より身体を動かしにくくなったと感じる方もいらっしゃいます。症状が落ち着いてきても、再び痛くなることが心配で、どの程度身体を動かしてよいのか分からないというお話も少なくありません。
坐骨神経痛は、神経への圧迫や炎症などが関係して現れる場合がありますが、痛みとしびれでは症状の仕組みや改善する経過が異なることがあります。また、症状が長引く背景には、原因となる病態だけでなく、活動量の変化や身体機能、睡眠などの生活習慣が関係している場合もあります。
坐骨神経痛が長引いているからといって、必ずしも神経の状態が悪化しているわけではありません。一方で、痛みが軽くなったことと、神経の働きや身体機能が十分に回復したことも同じではないのです。
今回は、坐骨神経痛が長引く理由や痛みとしびれの違い、身体の回復との関係についてお伝えします。医学的な知見を踏まえながら、当院が大切にしている、診断名だけで判断せず、現在の身体の状態に合わせて無理なくケアを続けることについても考えていきたいと思います。
1.坐骨神経痛が長引く理由と症状の経過

坐骨神経痛の痛みやしびれは、時間の経過とともに変化することがあり、改善の経過には個人差があります。
坐骨神経痛は時間とともに変化することがある
坐骨神経痛は、お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけて現れる痛みを表す際に使われる言葉です。腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などによって神経が影響を受けると、脚に痛みやしびれが現れる場合があります。ただし、坐骨神経痛という言葉だけでは、原因となる病態や神経の状態まで分かるわけではありません。
症状の経過にも個人差があり、比較的短い期間で痛みが軽くなる方もいれば、数か月以上にわたって症状が続く方もいらっしゃいます。また、最初はお尻から脚全体に強い痛みがあったものの、徐々に痛む範囲が狭くなったり、足先のしびれだけが残ったりすることもあります。
このような変化が起こる理由の一つに、神経への圧迫と炎症の関係があります。例えば、腰椎椎間板ヘルニアでは、突出した椎間板が神経根と呼ばれる部分に影響するだけでなく、その周囲に起こる炎症も痛みに関係します。そのため、画像で確認されたヘルニアの大きさと、実際に感じる痛みの強さが必ずしも比例するわけではありません。
症状が続くことと神経の悪化は同じではない
痛みやしびれが長く続くと、神経への圧迫が強くなっているのではないかと心配になるかもしれません。しかし、症状が続いている期間だけで、神経障害が進行しているかどうかを判断することはできません。痛みの強さや症状の範囲、感覚や筋力の変化などを分けて考える必要があります。
また、痛みが長期間続く場合には、神経から伝わる情報を脊髄や脳で処理する働きが変化し、痛みを感じやすくなることもあります。ただし、すべての坐骨神経痛にこうした変化が起こるわけではなく、神経根への圧迫や炎症など、もともとの病態が関係し続けている場合もあります。
大切なのは、症状が長引いているという事実だけで判断せず、以前と比べて何が変わり、何が変わっていないのかを確認することです。
例えば、痛みの強さは以前と同じでも、歩ける距離が延びている方もいらっしゃいます。反対に、痛みは軽くなっていても、足先の感覚が鈍くなったり、足首に力が入りにくくなったりしている場合もあります。こうした違いを確認することが、現在の身体の状態を理解するための手がかりになります。
2.痛みが軽くなってもしびれが残るのはなぜ?

痛みとしびれは異なる症状であり、痛みが軽くなった後も、しびれや感覚の異常が残る場合があります。
痛みとしびれは同じ症状ではない
坐骨神経痛のある方から「以前より痛みは良くなったけれど、しびれが取れない」というお話を伺うことがあります。痛みが軽くなれば、しびれも同じように改善すると思われるかもしれませんが、実際には必ずしもそうとは限りません。
そもそも、痛みとしびれは同じ症状ではありません。例えば、電気が走るような痛み、足先がジンジンする感覚、皮膚を触っても感覚が鈍い状態などは、それぞれ異なる症状として考えます。また、足首や足指に力が入りにくい場合には、感覚だけでなく筋肉を動かす神経の働きにも目を向ける必要があります。
神経は、皮膚からの感覚を伝えたり、筋肉を動かすための信号を送ったりする役割を担っています。そのため、神経が影響を受けたときに現れる症状は一つではなく、痛み、異常感覚、感覚の低下、筋力の低下などが組み合わさる場合があります。
痛みとしびれの改善経過が異なる理由
例えば、腰椎椎間板ヘルニアによって神経根の周囲に炎症が起こり、強い脚の痛みが現れていたとします。その後、炎症などの状態が変化して痛みが軽くなっても、感覚に関係する神経の働きが十分に回復していなければ、しびれが残る可能性があります。
実際に、椎間板ヘルニアに伴う坐骨神経痛では、脚の痛みが軽くなった後も、しびれや感覚の異常が続く方がいらっしゃいます。ただし、しびれが残っている理由を神経の回復の遅れだけで説明できるわけではありません。神経根への影響が続いている場合や、腰以外の末梢神経障害などが重なっている場合も考えられます。
また、痛みが強いから神経の障害も重い、痛みが弱いから神経は問題ないという判断もできません。痛みの感じ方と神経の働きは必ずしも一致しないため、感覚や筋力の状態も重要な情報になります。
痛みが軽くなったことと、神経の働きが完全に回復したことは同じではありません。また、しびれが残っているからといって、必ず神経の状態が悪化しているわけでもないのです。
そのため、当院では痛みの強さだけでなく、どの部分にしびれが残っているのか、どのような姿勢や動作で変化するのか、以前と比べて日常生活にどのような違いがあるのかも大切にしています。
3.MRIでヘルニアや狭窄症が残っていても症状は変わる?

MRIで確認されるヘルニアなどの構造的な変化と、実際の痛みやしびれの強さは、必ずしも一致しません。
画像で確認できる状態と実際の症状
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症と診断された方の中には、「画像で異常があると言われたから、元に戻らない限り痛みは良くならないのではないか」と考える方もいらっしゃいます。しかし、画像検査で確認された背骨や椎間板の状態と、現在の痛みやしびれの強さは、必ずしも一致するわけではありません。
MRIは、椎間板や神経の通り道など、身体の構造的な状態を確認するために役立ちます。一方、椎間板の変性や膨隆などは、痛みのない方にも認められることが知られています。そのため、画像で変化が見つかったという事実だけで、現在の症状との関係がすべて明らかになるわけではありません。
もちろん、画像検査の結果が重要でないという意味ではありません。神経根への圧迫が確認され、その場所と脚の痛みやしびれ、感覚や筋力の異常などが一致していれば、腰椎の病態が症状に関係している可能性は高まります。
身体の状態と症状は同じ速さで変化するとは限らない
椎間板ヘルニアでは、時間の経過とともに突出した部分が縮小する場合があります。また、画像上の変化が大きくなくても、神経周囲の炎症や症状に関係する条件が変わることで、痛みが軽減する場合もあります。
腰部脊柱管狭窄症でも、立っているときと座っているときでは症状が異なることがあります。腰を反らす姿勢では神経の通り道が狭くなる傾向がある一方、前かがみになることで症状が軽くなる方もいらっしゃいます。このように、画像で確認された構造だけでなく、姿勢や動作による変化も症状に関係しています。
画像上の変化が残っていることと、痛みや日常生活での動きが改善しないことは、必ずしも同じではありません。
だからこそ、画像検査の結果だけに注目するのではなく、現在どのような症状があり、どのような動作で変化するのかを確認することが大切です。以前より長く歩けるようになった、立ち上がるときの痛みが軽くなったといった変化も、身体の状態を考えるうえで重要な情報になります。
4.坐骨神経痛があるときは安静にするべき?身体を動かすべき?

坐骨神経痛があるときは、無理に運動量を増やさず、現在の症状に合わせて活動時間や負荷を調整することが大切です。
動かない状態が続くことで起こる身体の変化
坐骨神経痛があると、歩いたり身体を動かしたりすることで症状が強くなるのではないかと心配になることがあります。そのため、外出を控えたり、家事を減らしたりして、できるだけ安静に過ごそうとする方もいらっしゃいます。
症状が強い時期には、負担の大きい動作を控えたり、活動量を調整したりすることが必要な場合もあります。しかし、身体を動かさない状態が長く続けば、筋力や持久力が低下し、以前は問題なくできていた動作が負担になる可能性があります。
例えば、以前は30分ほど歩いていた方が、脚の痛みによって5分程度しか歩かなくなったとします。その状態が長く続いた後、痛みが軽くなったからといって急に以前と同じ距離を歩こうとしても、身体がその活動量に対応しにくくなっている場合があります。
今の身体に合った活動量を考える
一方で、運動が大切だからといって、痛みやしびれを我慢しながら身体を動かせばよいというものでもありません。特に、腰部脊柱管狭窄症によって歩行時に脚の症状が現れる場合には、無理に歩く距離を延ばすことで、かえってつらさが増すこともあります。
また、腰椎椎間板ヘルニアでも、座っていると症状が強くなる方もいれば、立っているときや歩いているときにつらくなる方もいらっしゃいます。同じ診断名であっても、身体に合った姿勢や活動量は一人ひとり異なるのです。
そのため、当院では、現在の身体に合った運動の時間や頻度、負荷を考えることが大切だと考えています。例えば、長時間続けて歩くことが難しい場合には、短い時間に分けて活動する方法もあります。また、歩くこと以外にも、現在の状態に応じて取り組みやすい運動を選ぶことができます。
大切なのは、以前できていた運動量を基準にするのではなく、今の身体が無理なく対応できる活動量から始めることです。
そして、症状が落ち着いてきたからといって、急に運動量を増やす必要もありません。現在できることを確認しながら、身体の反応に合わせて少しずつ活動の幅を広げていくことが、無理なく運動を続けるための基本になります。
5.腰だけでなく股関節や脚の動きも確認したい理由

歩行や立ち上がりは腰だけでなく、骨盤・股関節・膝・足首などが協調して行う動作です。
身体は一つの関節だけで動いているわけではない
歩く、立つ、座る、立ち上がるといった日常生活の動作は、腰だけで行われているわけではありません。骨盤や股関節、膝、足首、足裏などがそれぞれ働き、身体全体で動きをつくっています。そのため、一つの関節の動きが変化すると、ほかの部分の動き方にも影響する場合があります。
例えば、歩くときに股関節が十分に伸びなければ、その動きを骨盤や腰椎などで補う場合があります。また、膝や足首の動きが制限されていると、立ち上がる際の重心移動が変化し、腰や股関節の使い方にも違いが現れることがあります。
こうした身体の動きの変化は、日常生活での負担や動作のしやすさを考えるうえで重要です。ただし、股関節が硬いから坐骨神経痛になる、足首の動きが悪いから神経が圧迫されるといった単純な関係ではありません。
神経症状の原因と身体への負担を分けて考える
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症による神経症状と、股関節や膝などの動きによって生じる身体への負担は、区別して考える必要があります。身体の動きが変化しているからといって、それが神経症状の直接的な原因であるとは限らないためです。
一方、坐骨神経痛によって活動量が減ったり、痛みを避けるような動作が続いたりすると、以前とは身体の使い方が変わっている場合があります。例えば、片側の脚に体重をかけることを避けて歩いていると、反対側の脚や腰などへの負担が変化することも考えられます。
当院では、こうした身体全体の動きにも目を向け、腰椎・骨盤・股関節・膝・足首・足裏などがどのように働いているのかを確認することを大切にしています。神経症状の原因となる病態を踏まえながら、日常生活での身体の使い方や負担を考えるためです。
神経症状の原因を考えることと、現在の身体がどのように動いているのかを確認することは、どちらも大切ですが、同じ意味ではありません。
身体の動きを確認することで、現在どのような動作が負担になっているのか、どのような活動なら無理なく行えるのかを考える手がかりになります。その積み重ねが、一人ひとりの身体に合ったケアを考えることにつながると当院では考えています。
6.坐骨神経痛と身体の回復|運動・睡眠・生活習慣の関係

運動や睡眠などの生活習慣は、今の身体に合った頻度・時間・負荷で、無理なく継続することが大切です。
睡眠不足は痛みの感じ方にも関係する
坐骨神経痛が長引いていると、痛みやしびれそのものに意識が向きやすくなります。しかし、身体の状態を考える際には、普段の睡眠や活動量などの生活習慣にも目を向けることが大切です。
睡眠は、身体のさまざまな機能を維持し、回復を支える基本的な生活習慣の一つです。睡眠不足が続くと、疲労感が増すだけでなく、痛みの刺激に対する感受性が高まる場合があることも知られています。
また、痛みがあることで眠りにくくなり、十分に眠れないことで翌日の痛みを強く感じるという、双方向の関係が生じる場合もあります。ただし、睡眠不足が坐骨神経痛の直接的な原因になるわけではなく、十分に眠れば神経への圧迫やしびれが必ず改善するというものでもありません。
必要な睡眠時間と日中の活動を大切にする
当院では、睡眠を考える際に、睡眠の質だけでなく、必要な睡眠時間を確保することを大切にしています。短い睡眠時間を質の良さだけで補おうとするのではなく、まずは身体に必要な睡眠時間を確保できる生活を考えることが基本です。
また、睡眠だけを整えればよいというものでもありません。日中に無理のない範囲で身体を動かし、活動と休息のバランスを考えることも、健康を維持するうえで重要になります。
ただし、ここで難しいのが、現在の身体に合った活動量を見つけることです。運動不足を解消しようとして急に長時間歩いたり、反対に症状が心配だからとほとんど身体を動かさなかったりすると、無理なく継続することが難しくなる場合があります。
すぐに変化を感じなくても継続することが大切
例えば、これまで運動習慣がなかった方が、毎日5分程度のウォーキングを始めたとします。数日続けたからといって、すぐに痛みやしびれが軽くなったり、体力が大きく向上したりするとは限りません。
また、同じ5分の運動でも、これまでの活動量や筋力、年齢、基礎疾患などによって、身体への負担や変化の現れ方は異なります。そのため、ほかの方と同じ運動をしても、同じ時期に同じような変化が現れるとは限らないのです。
これは、睡眠や日常生活での身体のケアについても同じことがいえます。生活習慣を見直したからといって、翌日から身体の状態が大きく変わるわけではありません。しかし、現在の身体に合った取り組みを無理なく続けることは、長期的な健康維持を考えるうえで大切です。
当院では、すぐに効果を感じることだけを目的にするのではなく、今の生活の中で無理なく続けられる頻度・時間・負荷を考え、小さな積み重ねを継続することが、セルフケアの基本だと考えています。
大切なのは、毎日必ず同じ運動を行うことでも、頑張って運動量を増やすことでもありません。現在の身体の状態や生活環境に合わせて、無理なく取り組める方法を見つけることです。
また、継続している間も、身体の状態を確認することが必要です。痛みやしびれの変化だけでなく、以前より動きやすくなったか、疲れにくくなったか、日常生活でできることが増えたかなど、さまざまな面から身体の変化を考えていくことが大切になります。
7.当院が大切にしていること

当院では、現在の症状や身体全体の動きを確認し、一人ひとりに合った施術と継続的なセルフケアを大切にしています。
診断名だけでなく現在の身体の状態を確認する
大分駅前整体院では、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症という診断名だけで、現在の身体の状態を判断しないことを大切にしています。同じ診断名であっても、座っているとつらい方、立っていると脚がしびれる方、歩く距離が長くなると痛みが現れる方など、症状の現れ方は一人ひとり異なるためです。
そのため、医療機関での診断や検査結果を踏まえながら、現在どのような症状があり、どのような姿勢や動作で変化するのかを確認します。また、腰だけに注目するのではなく、骨盤・股関節・膝・足首・足裏などの動きにも目を向け、身体全体がどのように働いているのかを考えます。
施術前後には身体の動きを確認し、立つ、歩く、座る、立ち上がるといった日常生活の動作にどのような変化があるのかも大切にしています。ただし、施術によって動きや痛みが変化したとしても、それだけで神経への圧迫や神経障害そのものが改善したと判断するわけではありません。
施術だけでなく、その後の生活を大切にする
当院では、施術によって身体の動きや日常生活での負担に変化が現れたとしても、それだけで身体のケアが終わるとは考えていません。なぜなら、普段の活動量や身体の使い方、睡眠などの生活習慣は、その後も続いていくからです。
例えば、施術後に立ち上がりや歩行が楽になったとしても、それまで活動量が少なかった方が、すぐに以前と同じ生活へ戻れるとは限りません。身体の状態を確認しながら、現在できることを少しずつ増やしていく必要がある場合もあります。
また、痛みが軽くなった後に、運動や身体のケアをすべてやめてしまうと、以前と同じ生活習慣に戻ってしまうことも考えられます。もちろん、症状が再び現れる理由は一つではありませんが、身体の状態に合った活動を続けることは、健康を維持するための大切な取り組みです。
無理なく続けられることを積み重ねる
当院が特に大切にしているのは、現在の身体に合った方法を、無理なく継続することです。
例えば、運動が身体によいと分かっていても、毎日30分のウォーキングを続けることが難しい方もいらっしゃいます。仕事や家事で忙しい方、痛みやしびれによって長時間歩くことが難しい方など、生活環境や身体の状態はそれぞれ異なります。
そのような場合、最初から長時間の運動を目指す必要はありません。現在の状態によっては、5分程度の活動から始めたり、短い時間に分けて身体を動かしたりすることも、一つの方法になります。
ただし、5分という時間がすべての方に適しているわけではありません。症状の強さや体力、普段の活動量などを踏まえながら、無理なく取り組める頻度・時間・負荷を考えることが大切です。
また、こうした取り組みを始めても、すぐに目に見える変化が現れるとは限りません。数日で身体が軽くなる方もいれば、変化を感じるまでに時間がかかる方もいらっしゃいます。さらに、痛みやしびれの程度と、筋力や持久力などの身体機能の変化が、同じように進むとは限らないのです。
だからこそ、短期間で結果を求めすぎず、現在の身体に合った取り組みを続けながら、必要に応じて方法を見直していくことが重要になります。
健康を維持するためのセルフケアは、一度頑張れば終わるものではありません。今の生活の中で無理なく取り入れられることを、少しずつ積み重ねていくことに意味があると当院では考えています。
今より悪くなる前に身体の状態を見直す
坐骨神経痛が長引いていると、「ヘルニアがあるから仕方がない」「狭窄症と診断されたから、これ以上良くならないのではないか」と感じることもあると思います。
しかし、画像検査で確認された状態だけで、これからの痛みや身体の動きがすべて決まるわけではありません。神経症状の原因となる病態を理解しながら、現在の身体の状態や日常生活での負担を確認することが大切です。
また、痛みが強くなってから身体のケアを考えるのではなく、症状が落ち着いている時期にも、運動や睡眠、普段の身体の使い方を見直していくことが、長期的な健康維持につながります。
大切なのは、今すぐ大きな変化を求めることではなく、今の身体にできることを見つけ、無理なく続けていくことです。
当院では、坐骨神経痛の原因を一つに決めつけず、現在の症状や身体全体の動き、日常生活での負担を確認しながら、一人ひとりに合った施術や身体のケアを考えることを大切にしています。
お尻から脚にかけての痛みやしびれが続いている方、ヘルニアや狭窄症と診断され、どの程度身体を動かしてよいのか悩んでいる方は、現在の身体の状態を見直すきっかけとして、当院へのご相談もご検討ください。


