慢性症状専門の大分駅前整体院、院長の河野(こうの)です。ブログをご覧いただきありがとうございます!
今回は「脊柱管狭窄症で足のシビレがひどい腰痛の改善例」という事で、大分で脊柱管狭窄症と診断され、間欠性跛行や足のしびれ、腰痛に悩まれていた方の症状が改善するまでのストーリーをご紹介します。
脊柱管狭窄症と言われると、「もう病院で手術しかない…」と思われているかもしれませんが、実は整体でも症状が改善されます!
整形外科で薬や注射、整骨院で電気療法やマッサージを受けても脊柱管狭窄症による腰痛が改善せず、「もう手術しかないの?」と悩まれている方は是非続きをご覧ください!
G・Hさんが当院に来院された経緯
大分市在中の75歳、建築設計を行っている男性。
主訴は、
・右足のシビレ、痛み
・関節性跛行
・腰痛
この3つで、右足に力が入らないため、立ち座り時にふら付く。
腰痛は30~40年前からあり、2年前から足の違和感が出て、1か月前に整形外科に通院し脊柱管狭窄症と診断される。
整形外科では「まだ手術は…」という事で、週2回のリハビリにて経過を観察していましたが、脊柱管狭窄症の症状や腰痛の改善がみられませんでした。
なにかいい方法はないかとweb で調べていると、当院のホームページを見つけて、無痛整体というキーワードに惹かれて来院。
初回のカウンセリングの様子
院長
G・Hさん初めまして!本日施術をさせていただきます院長の河野です。よろしくお願いします。
現在、脊柱管狭窄症による間欠性跛行や足のシビレ・痛み、腰痛にお困りという事で、施術に入るにあたり、これまでの詳しい経緯をお話しいただければ助かります!
G・Hさん
2年前から違和感を感じ始めて、だんだん症状が強くなりました。つい1か月前に整形外科を受診すると脊柱管狭窄症と診断されました。
足のシビレは右足全体に出ていて、特に指先にシビレを強く感じます。
右足のシビレもあって足に力が入らず、歩くとき・立ち上がるとき・座り込むときにふら付いてしまい危険を感じています。
それと、歩くときや前後屈時に腰痛も感じています。
院長
なるほど、では少し前から自覚症状は出ていたんですね!
足のシビレや力の入りにくさがあることで、今現在1番困っていることや我慢されていいることは何ですか?
G・Hさん
やはり、しっかりと歩けない苛立ちなどのストレスと、この先どうなるかの不安が1番強いです。
それと、趣味でゴルフをやっていまっしたが、脊柱管狭窄症になってから歩けないのと、踏ん張れないため球が飛ばなくなり、今はゴルフから離れています。
また昔のようにゴルフを楽しめるようになりたいです。
院長
わかりました。では足のシビレや痛みなどの足の症状と腰痛を改善して、最終的にはまたゴルフに復帰することを目標に施術をしていきましょう!
では、どこが原因で痛みが出ているのか、早速検査していきますね!
検査の結果
体の検査をしていくと…
・頸椎の歪み
・右肩関節可動域制限
・骨盤の歪み
・右足首の歪み
がみられました。
G・Hさんの場合、頸椎が歪むことで姿勢が前傾姿勢になり、その結果、腰椎に負担が加わり足のシビレを出していました。
また、頸椎の歪みから始まり骨盤の歪みなど、長い間姿勢が悪い状態で生活していたので、右足に加わる負担が増加して、右足首の歪みが発生していました。
建築設計の仕事上、悪い姿勢をとることや、30~40年前からの腰痛など、慢性的に筋肉が緊張して血液循環も悪くなっていました。
初回の施術
まずはシビレの改善で生活面向上と、血液循環の悪化から症状の治りにくい体質の改善から行うので、初回の施術では、
・全身の筋膜リリース
・頸椎の歪みの矯正
を行いました。
何処が頸椎の歪みを作っているか検査していると、右肩の可動域制限が原因で頸椎の歪みが出来ていたので、右肩の筋肉のリリースを行いました。
すると、右足のシビレが10割→6割まで変化。座り込むときは若干ふら付くが、立ち上がりがスムーズになる。
長年の猫背からくる筋肉の緊張で血液循環が悪くなり、体もかなり疲れて弱っていたので初回はここまでで施術を終了。
次回は3日後に来院できるという事で、予約をとり帰られました。
2回目の施術 初回より3日後
初回施術の後、以前よりも歩きやすくなり、姿勢も少しまっすぐ伸ばせるようになっていました。
再び体を検査していると…
・腰椎の歪み
・右足首の歪み
がみられました。
さらに検査すると、腰椎を触っていると右足のシビレが軽減し、右足を触っていると腰椎の歪みが改善するので、右足の歪みが原因と判明!
右足の歪みを矯正すると、右足のシビレが6割→2割に変化。歩行時の間欠性跛行もかなり改善して、ふら付きが消失しました。
次回は4日後に予約をとり帰られました。
6回目の施術 初回より19日後
3~6回目は4日間隔で来院されて施術を行いました。
右足のシビレは消失していましたが、右足つま先の違和感残存。足の症状が引くと腰の痛みが際立ってきたようで、腰部の後屈制限と後屈時痛がみられました。
長い間猫背で姿勢が悪く、股関節が軽度屈曲位になっていたので、大腿部前面の筋肉に萎縮や損傷がみられました。
右大腿四頭筋の筋肉を触っていると、腰の後屈可動域拡大、後屈痛の軽減がみられたので、右大腿四頭筋が原因と判明!
右大腿四頭筋を矯正すると、腰部後屈可動域制限・後屈痛改善。右つま先の違和感は残存。
9回目の施術 初回より40日後
7~9回目は1週間に1回のペースで通院し施術を行う。
右足のシビレは消失して、歩くときのふら付きも消失。しっかりと踏ん張って歩くことが出来る様になった。
踏ん張れ出したのでゴルフの練習をしてみると、下半身は良くなったがスイング時の上半身の動きがおかしい…
そこで検査してみると、体幹の左回旋制限が出ていた。長年の猫背により右腹斜筋・前鋸筋に異常があり体幹の左回旋制限を起こしていた。
右腹斜筋・前鋸筋のリリースを行うと、スイングのフォームが良くなり体が捻じれるようになる。今回で姿勢もかなり真っすぐになってきました!
14回目の施術 初回より75日後
10~14回目も1週間に1回のペースで来院し施術を行いました。
ほとんど改善していましたが、スイングの最後での硬さがあり、体を捻り切れない状態でした。それと右足つま先の違和感もまだ残っていました。
体の検査をしてみると…
・上部胸椎の歪み
・左肩関節の可動域の減少
がみられました。
上部胸椎の歪みが左肩関節の可動域を狭くして、スイングの最後の所で体の捻りをできなくしていました。
上部胸椎を矯正すると、スイングのフォームも正常になり、右足つま先の違和感も消失。背骨の歪みから重心が前に傾き違和感が出ていました。
症状改善にて今回で施術を終了。現在はまだ夏で熱いので、秋になってからコースに出るのが楽しみだと喜ばれていました。そして最後に感想をいただきました。
どのような悩みで来院されましたか?
5月20日頃、病院にて脊柱管狭窄症と診断されて歩行困難になる。状況は右足側面、太もも~足首にかけてシビレ。特に足先のシビレがひどい。ネットで大分市近辺を探し、無痛療法と日ごろ聞かない施術法に惹かれて来院。
実際に施術を受けてどうでしたか?
まずはシビレが2回目位から完全ではないが治まってきた。次に姿勢が良くなって行くのが実感できた。体幹に1本筋が通ってきた感じになり、ゴルフのスイングが出来る様になった。当初はクラブを振るだけだったのが、両足で踏ん張れる様になり、少し涼しくなったらゴルフに行くのが楽しみです。無痛療法でマッサージと違い施術をしてもらった感じが少ないので、本当に良くなったのかとその時は思ったが、間違いなく良くなっていたのにはビックリしました。
他の整骨院・整体院と比べてどうでしたか?
脊柱管狭窄症と診断され、病院では温めるのと電気で腰のみの施術でしたが、当院に来たら足先から首筋まで、全身悪い所が多く、それらを丁寧に施術して頂いたら、脊柱管狭窄症は私の不調の一部でしかなかったというのが実感できました。
どのような人に当院を紹介したいですか?
私も年齢が75歳になり、友人もそれなりに年配者が多く、私と同様の悩みを持っているのが実状です。友人に私の体験談をして勧めてみたい。
※効果には個人差が有ります。個人の感想のため効果を保証するものではありません
総括
今回のG・Hさんの場合の施術のポイントは姿勢と重心です。
姿勢が崩れて猫背になると、肩や腰が張るだけではありません。最も重要なのは姿勢が崩れることで重心の位置が変わることです。
そこに骨盤の歪みや体の捻じれが加わることで、さらに複雑な歪みを作くり、その状態が長く続けば続くほど筋肉は緊張し、さらには損傷してしまします。
特に年配になれば背骨の変形など、姿勢の変化は誰にでも起こります。なので、ちょっとした違和感や症状も放置せず、早めに対処することが大切です!
この記事をご覧の方で、脊柱管狭窄症に悩まれているあなたも、今ならまだ間に合います。自分の体を守れるのは自分だけです。本当の手遅れになる前に治療することをお勧めします!
~追伸~
当院ではLINEやメールにて、
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