皆さん、ブログをご覧いただきありがとうございます。大分で腰痛治療口コミNo.1の腰痛専門整体院「大分駅前整体院」院長の河野(こうの)です
今回は「ヘルニアの手術をしても良くならなかった腰痛の改善例」という事で、大分で高校生の時に腰椎ヘルニアの手術をしても、手術後も腰痛が引かず、長年の腰痛に悩んでいたM・Sさんの症状が改善するまでのストーリーをご紹介します。
・ヘルニアの手術をしても痛みが引かない
・手術後から定期的にぎっくり腰になる
・手術したのに今後はどうすればいいの?
こんな悩みがある方は是非続きをご覧ください!あなたのヘルニア手術後の腰痛も整体で改善できるかもしれませんよ!
M・Sさんが当院に来院された経緯
別府市にお住いの27歳の男性。福祉施設にて勤務している。
高校3年生の時に腰椎ヘルニアになり手術を行う。
手術後も腰痛が引かずに、大学生、社会人となっても腰痛に悩まされ、整形外科や整骨院をずっとはしごしていました。
整形外科ではブロック注射、整骨院では骨盤・背骨矯正と電気療法やマッサージを受けていましたが、楽になるのはその時だけで、何日かすると腰痛が元に戻っていました。
仕事中に座っていることや、靴下を履くこともしんどくなり、このままではいけないと思いホームページを見つけて来院。
初回のカウンセリングの様子
院長
本日施術をさせていただきます院長の河野です。よろしくお願いします。
M・Sさんはヘルニアの手術をしたのに腰痛が引かなくてお困りとのことですが、施術に入るにあたり、これまでの詳しい経緯をお話しいただければ助かります!
M・Sさん
実はヘルニアの手術をしたのは高校生の時なので、もう10年位前になります。手術直後はよかったのですが、退院して少ししてから腰痛を感じ、だんだんと腰痛がひどくなりました。
高校では柔道をしていて、大学でも柔道部に入ったのですが、腰の状態があったりして、続けることが出来ませんでした。
ここに来るまでは整形外科や整骨院を何か所も通い、整形外科ではブロック注射を定期的に打って、整骨院では骨盤・背骨の矯正、電気療法、マッサージをしていました。
これまでは良くならなくても、何とか痛みをごまかしながら過ごせていましたが、とうとう仕事で座っていられなくなり、靴下を履くことも出来なくなりました。
院長
今までかなり我慢されていたんですね。今座ってお話を聞いているだけでもつらいのが伝わってきます。
今のM・Sさんの腰の状態で、今すぐにでも改善したいことや1番困っていることは何ですか?
M・Sさん
とにかく座るのがしんどくて、仕事が手につかないので、楽に座れるようになりたいです。
それと趣味のダーツも最近はまともに出来ていないので、またダーツもガッツリ打ち込めるぐらい腰痛を気にしない状態になりたいです。
院長
わかりました。まずは仕事で座れる状態を作るために、最終的には趣味のダーツに打ち込めるように腰痛の施術をしていきましょう!
では、どこが原因で腰痛が出ているのか、早速検査していきますね!
検査の結果
体の検査をしてみると…
・骨盤の歪み
・右膝の捻挫痕
・左足首の捻挫痕
・L4-5間ヘルニア手術痕
・右肘関節、右手関節の可動域の減少
などの異常がみられました。
趣味でダーツをしていて、家でも投げ込むくらい、やり込んでいるという事で、ダーツの時のフォームも確認してみました。
するとフォームがおかしい…
柔道で痛めた右膝の影響で骨盤が歪み、下半身が安定しないため、右手だけで投げるような手投げのフォームから右肘・右手関節周辺の筋肉が緊張していました。
その為、まずは右膝・右肘・右手関節周辺の筋肉の緊張からくる骨盤の歪みを改善して、座りやすい状態を作っていくことを説明し、初回施術に入っていきました。
初回の施術
検査結果から、骨盤の歪みを作っている
・右膝関節
・右肘関節
・右手関節
周辺の筋肉の筋膜リリースを行いました。すると、施術前に比べて座りやすくなり、背筋を伸ばしても痛みがなくなったとのことでした。
腰部の後屈痛は軽減しましたが、前屈痛や靴下を履く動作では、まだかなりはっきりと腰痛が残っている状態。
まだ痛みも残っていましたが、かなり疲れが溜まっている状態で体力も落ちているので、これ以上の施術は好転反応が出る可能性が高いため、初回施術はここで終了。
次回は4日後に来院できるという事で、予約をとり帰られました。
2回目の施術 初回から4日後
初回施術後、仕事で座っている時の痛みは10割→5割くらいまで変化したとの事でしたが、長時間座るのはまだきついとのことでした。
座っている状態で検査をすると、第4腰椎に歪みがみられました。さらに検査していくと、右膝の捻挫痕の影響で第4腰椎が歪んでいました。
なので右膝の捻挫痕を矯正すると、第4腰椎の歪みも改善し、座っているときにさらに腰を伸ばしやすくなり、前屈痛も10割→6割まで改善!
2回目の施術はここで終了し、次回は3日後に来院できるという事で、予約をとり帰られました。
3回目の施術 初回から7日後
今までは1時間経つと痛みが来ていたのが、2~3時間は痛みがなく座れたとの事でした。
座るのがだいぶ楽になると、靴下動作や前屈の痛みが際立ってきたらしく、特に左足に靴下を履くのが痛みが強く出ていました。
体を確認すると、左股関節に関節可動域制限が出ていて、左股関節を触ってサポートすると靴下を履く動作時の痛みが軽減しました。
左股関節の歪みを出しているところを検査していくと、左足首の捻挫痕が原因でした。
左足首の捻挫痕の矯正をすることで、靴下動作痛が6割→3割に変化。
3回目の施術はこれで終了し、次回は6日後に来院出来るので、予約をとり帰られました。
4回目の施術 初回から13日後
前屈痛などもかなりよくなってきたので、久々にダーツに行ったら少し集中して投げ過ぎたらしく、前屈時の痛みが3割→5割くらいまで戻ってしまいました。
ダーツで長時間右足荷重で投げ続けたことで、右足首に負担がかかり、右足首の歪みから腰部の筋肉が緊張し腰痛が出ていました。
右足首の歪みを矯正し、前屈痛は残り2~3割、座っているときの痛みも3割まで改善。座るのも午前中なら痛みなく座れるようになりました。
8回目の施術 初回から34日後
5~8回目の施術は1週間に1回のペースで行ないました。
座っているときの痛みや前屈時の痛みも、残り1~2割とあと少しの所でとり切れていない感じでした。
細かく体の検査をしていくと、第4~5番間の腰椎ヘルニアの手術痕が原因で、腰部の関節の動きを硬くしていました。
ヘルニア手術痕部の矯正で前屈時の残りの痛みは消失。
座っているときの痛みも、午前・午後と仕事中は痛くないが、仕事が終わると痛みを少し感じるとの事で、次回来院時の状態で判断することに。
また1週間後に予約をとり帰られました。
9回目の施術 初回から41日目
座っているときの腰痛も、仕事後の痛みも感じなくなったが、腰全体に張ったような違和感があるとの事でした。
腰回りを検査してみると、各関節の動きは改善されていました。しかし、第1~2番間の椎間板の動きが悪くなっていました。
椎間板の動きが悪きなることで、座っていると、動きの悪い椎間板を中心に脊柱に負担がかかり、腰の筋肉の緊張を作っていました。
今回は、第1~2番間の椎間板の矯正を行い施術終了。また次回は1週間後に予約され、帰られました。
10回目の施術 初回から48日後
椎間板矯正後、仕事後の腰の張りは感じなくなり、最近はまたダーツに真剣に打ち込めていると喜ばれていました。
今回で施術を終了し、施術後に感想をいただきました!
どのような悩みで来院されましたか?
高校でヘルニアの手術をしてから定期的にぎっくり腰になるようになりました。腰痛で事務仕事と車の送迎で座っているとだんだん痛みがひどくなって我慢できなくなり来院しました。
実際に施術を受けてどうでしたか?
施術を受けると座るのが少しずつ楽になっていきました。座っていても痛くない時間がだんだん増えてきて、今では1日座っていても腰痛にならないから、イライラしないで仕事ができる様になりました。施術を受ける以前とは違って、疲れにくくなりました。おかげで趣味のダーツも調子がいい気がします。
他の整骨院・整体院と比べてどうでしたか?
前に行ってた整骨院では骨盤と背骨が原因としか説明を受けてなかったけど、家での過ごし方や車の乗り方など、自分で体を悪くしているとか考えもしませんでした。丁寧に説明や生活のアドバイスをしてくれたのが良かったです。
どのような人に当院を紹介したいですか?
職場でも同じ症状で悩んでいる人がいて、いつも腰痛の話で相談を受けているので、是非紹介して、その人も良くなってもらいたいです。
※効果には個人差が有ります。個人の感想のため効果を保証するものではありません
総括
今回のM・Sさんの場合の施術ポイントは、
・右膝の捻挫痕
・左足首の捻挫痕
・L4-5間ヘルニア手術痕
これらの傷痕が原因で体が歪んでいました。さらに歪んだ状態でダーツに打ち込むことで、2次的な損傷や歪みが出て、治りにくい状態を作っていました。
僕のブログや症例報告では、痛い所に原因が無いことを毎回お伝えしていますが、実際の原因の多くを占めるのが手術痕や傷痕・古傷です。
特に整骨院などで、骨格矯正をしているのに改善しない、整形外科でブロック注射をしても効かない場合は手術痕や傷痕・古傷が原因かもしれません!
手術痕や傷痕・古傷などの原因が残っている状態で、スポーツ競技に打ち込むとM・Sさんのように2次的損傷を起こしやすいのでお気を付けください!
~追伸~
当院では、
・私の症状も改善するの?
・私の症状は整体で診てもらえるの?
・病院や整骨院に通っても治らない…
など、通院に対する不安やお悩み相談をLINEやメールにて行っています。