坐骨神経痛

坐骨神経痛で足首が痛くなる原因|足首を痛めていないのに外側や足の甲が痛むのはなぜ?

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坐骨神経痛で足首が痛くなる原因|足首を痛めていないのに外側や足の甲が痛むのはなぜ?

投稿をご覧頂きありがとうございます。大分駅前整体院の河野です。今回は「坐骨神経痛で足首が痛くなる原因|足首を痛めていないのに外側や足の甲が痛むのはなぜ?」という内容になります。

「足首をひねった覚えがないのに、外くるぶしの周辺が痛い」

「腰やお尻の痛みだけでなく、足の甲までジンジンするようになった」

「足首に湿布を貼っているけれど、なかなか変わらない」

このような症状が続くと、足首そのものを痛めているのか、それとも坐骨神経痛が関係しているのか、判断に迷うのではないでしょうか。

坐骨神経痛というと、お尻や太ももの裏側、ふくらはぎに現れる痛みやしびれをイメージする方が多いと思います。しかし、坐骨神経につながる神経は足部まで続いているため、状態によっては足首の外側や内側、足の甲、足裏、足先に痛みやしびれを感じることがあります。

一方で、足首が痛いからといって、すべてが坐骨神経痛とは限りません。足首周辺の関節や腱、靱帯、末梢神経などに問題が起きている場合もあるため、痛みの出方や場所、腫れの有無などを分けて考えることが大切です。

また、坐骨神経痛と診断されている場合でも、腰だけに原因があるとは限りません。足首、膝、股関節、骨盤の動きが低下すると、立つ、歩く、階段を上るといった動作の中で腰から脚にかかる負担が変わり、足首周辺に症状を感じやすくなることもあります。

今回は、坐骨神経痛で足首が痛くなる理由を、神経のつながりや症状の場所、身体全体の動きから詳しくご説明します。

1.坐骨神経痛で足首が痛くなることはある?

坐骨神経痛により腰やお尻から脚へ症状がつながり、足首の外側や足の甲に痛みが出る場合を説明する女性の図解

坐骨神経痛では、腰の痛みが目立たなくても、足首の外側や足の甲に痛み・しびれを感じることがあります。

結論からお伝えすると、坐骨神経痛によって足首周辺に痛みやしびれを感じることはあります。

ただし、坐骨神経そのものが足首の関節内まで一本の太い神経として続いているわけではありません。腰から出た複数の神経が集まって坐骨神経となり、お尻から太ももの後ろ側を通った後、膝の裏付近で枝分かれします。その先の神経が、すね、ふくらはぎ、足首、足の甲、足裏、足先へと続いています。

そのため、腰の神経の出口やお尻の深い部分、太ももや膝周辺などで神経に刺激が加わると、その場所だけでなく、神経が続く先に痛みやしびれが現れることがあります。坐骨神経痛では、腰やお尻から脚へ広がる鋭い痛み、電気が走るような感覚、ピリピリしたしびれ、灼けるような感覚などがみられ、足部に症状が及ぶこともあります。

腰が痛くなくても足首に症状が出ることがある

「腰はそれほど痛くないので、坐骨神経痛ではないのでは」と考える方もいますが、腰痛の強さと足首の症状の強さは必ずしも一致しません。

神経への負担が加わっている位置や程度によっては、腰よりもお尻、ふくらはぎ、足首、足の甲などの症状を強く感じる場合があります。特に、座っていると足首までジンジンする、立ち上がると脚に電気が走る、歩いていると足の甲までしびれるといった場合は、足首だけではなく腰から脚へ続く神経の状態も確認する必要があります。

また、症状が出る場所が毎日同じとは限りません。ある日はふくらはぎが痛く、別の日には足首の外側が気になるというように、姿勢や動作によって負担が加わる場所が変わることもあります。

足首を痛めた覚えがなく、腰、お尻、太もも、ふくらはぎにも痛みやしびれがある場合は、足首だけの問題と決めつけないことが大切です。

2.坐骨神経は足首や足先までどのようにつながる?

腰椎と仙骨から出た坐骨神経が、お尻と太ももの後ろを通り、膝裏で脛骨神経と総腓骨神経に分かれて足先まで続く図

坐骨神経は膝の近くで枝分かれし、脛骨神経と総腓骨神経を通じて足首・足の甲・足裏・足先へつながります。

坐骨神経痛と足首の関係を理解するためには、腰から足先まで続く神経の経路を知っておく必要があります。

坐骨神経は、腰椎から仙骨付近にある複数の神経根が合流してできる太い神経です。骨盤の中からお尻の深い部分へ進み、股関節の後方、太ももの裏側を通って膝の裏付近まで続きます。

膝の裏付近では、主に脛骨神経と総腓骨神経という神経へ分かれます。坐骨神経は膝付近で枝分かれし、その枝が足部まで続くため、腰側の神経根や坐骨神経に刺激が加わると、足首や足先まで痛みが広がることがあります。

足の甲や外側へ続く神経

総腓骨神経は膝の外側にある腓骨頭付近を通り、さらに深腓骨神経と浅腓骨神経などへ分かれていきます。

これらは、すねの外側や前側、足首の前面、足の甲、足指などの感覚や運動に関係しています。そのため、腰から続く神経の経路に負担が加わると、外くるぶし周辺や足の甲、すねの外側に痛みやしびれを感じることがあります。

また、総腓骨神経は膝の外側で比較的浅い位置を通るため、脚の組み方や長時間の圧迫などによって影響を受ける場合もあります。したがって、足の甲や足首の外側に症状がある場合でも、腰だけでなく膝の外側周辺の状態を確認することが重要です。

ふくらはぎから足裏へ続く神経

脛骨神経は、膝の裏からふくらはぎの深い部分を下り、内くるぶしの後方を通って足裏へ続きます。

そのため、神経への負担が加わる位置によっては、ふくらはぎ、アキレス腱周辺、内くるぶし、足裏、かかと、足指などに痛みやしびれを感じることがあります。

ただし、内くるぶしから足裏にかけての痛みやしびれは、足根管症候群など、足首周辺で末梢神経が圧迫されて起こる症状でもみられます。足首の内側が痛むからといって、必ずしも腰からの坐骨神経痛とは限らないため、症状の範囲や出方を丁寧に確認しなければなりません。

神経に負担が加わりやすい状態

坐骨神経痛は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などによって、腰の神経根が圧迫されたり刺激されたりすることで起こる場合があります。また、お尻の深部を通る部分で神経周辺の負担が増えるケースもあります。

さらに、長時間座り続ける、身体を丸めた姿勢が続く、左右どちらか一方の脚へ体重をかける、股関節が十分に伸びないまま歩くといった状態も、腰から脚へ加わる負担を変化させます。

大切なのは、痛みを感じる足首だけを見るのではなく、腰からお尻、股関節、太もも、膝、ふくらはぎ、足首までの経路を一つのつながりとして確認することです。

3.足首の外側・足の甲・内側で考えられる違い

足首の外側、足の甲、足首の内側の痛む場所ごとに、関係する神経や腱、靱帯の違いを3分割で説明した図

足首の痛みは、外側・足の甲・内側で関係する神経や腱が異なるため、症状の場所と痛み方を合わせて確認します。

足首周辺の痛みといっても、外側、足の甲、内側では、関係する神経や組織が異なります。

症状の場所だけで原因を断定することはできませんが、どこにどのような感覚があるかを整理すると、足首そのものの問題なのか、腰や神経の影響が考えられるのかを判断する手がかりになります。

足首の外側や外くるぶし周辺が痛む場合

足首の外側には、外くるぶしをつくる腓骨や、足首を支える靱帯、腓骨筋の腱などがあります。過去に足首をひねった経験がある場合や、歩くと外くるぶし周辺へ局所的な痛みが出る場合は、靱帯や腱、関節の問題も考えられます。

一方、足首の外側から足の小指側にかけて、ピリピリする、灼けるように痛む、触った感覚が鈍いといった症状がある場合は、腰から続く神経の影響も確認する必要があります。

特に、腰やお尻から太ももの裏、ふくらはぎの外側を通って足首まで症状が続いている場合は、腰仙部の神経根や坐骨神経につながる経路への負担が関係している可能性があります。

足の甲や足首の前側が痛む場合

足の甲や足首の前側には、足首や足指を持ち上げる筋肉の腱が通っています。歩きすぎや靴ひもの締めすぎ、足首を反らす動作の繰り返しなどによって、腱や周辺組織に負担が加わる場合があります。

しかし、足の甲にしびれや感覚の鈍さがあり、すねの外側にも症状が続いている場合は、総腓骨神経から分かれる神経や、腰の神経根の影響も考えられます。

また、つま先が上がりにくい、かかと歩きができない、歩くとつま先が床に引っかかるといった症状がある場合は、単なる足首の硬さではなく筋力低下が生じている可能性があります。このような場合は、自分でストレッチを続けるのではなく、早めに整形外科などの医療機関へ相談してください。

足首の内側や内くるぶし周辺が痛む場合

足首の内側には、足を支える後脛骨筋腱や靱帯、脛骨神経などが通っています。

内くるぶしの下から足裏にかけて痛みやしびれがある場合は、腰からの神経症状だけでなく、足首周辺で神経に負担が加わる足根管症候群なども考慮する必要があります。

また、土踏まずが低下して足が内側へ倒れ込みやすくなっている場合、歩くたびに内くるぶし周辺へ負担が集中することがあります。この場合は、腰の神経の影響と足首そのものの負担が重なっている可能性もあります。

痛む位置だけで「坐骨神経痛だから」と判断せず、どの動作で痛むのか、しびれを伴うのか、腰やお尻にも症状があるのかを合わせて確認することが重要です。

4.足首そのものの痛みと坐骨神経痛の見分け方

腫れや圧痛がある足首周辺の問題と、腰から足首へしびれが広がる坐骨神経痛の特徴を左右で比較した図

腫れ、押したときの痛み、足首の動作痛、しびれ、腰やお尻から続く症状を組み合わせて確認することが大切です。

足首の痛みが、足首そのものから起きているのか、腰や神経の影響によって出ているのかは、一つの特徴だけで判断できません。

しかし、腫れ、押したときの痛み、動作との関係、しびれの有無などを確認すると、違いが見えやすくなります。

腫れや熱感があるか

足首をひねった後に腫れてきた、皮膚が赤くなっている、触ると熱を持っているという場合は、靱帯や腱、関節など、足首周辺の組織に炎症が起きている可能性があります。

坐骨神経痛による足首周辺の症状では、痛みやしびれが強くても、目立った腫れや熱感がみられないことがあります。

ただし、神経痛であれば絶対に腫れないという意味ではありません。明らかな腫れ、発赤、熱感がある場合は、自己判断せず医療機関で確認することが大切です。

押した場所に痛みが集中するか

足首の靱帯や腱などを痛めている場合は、押したときに「ここが痛い」と分かる場所が比較的はっきりすることがあります。

一方、坐骨神経痛では、足首を押しても強い痛みが再現されず、腰を曲げる、座り続ける、脚を伸ばすといった離れた動作によって足首へ痛みが響くことがあります。

足首を揉んでも変わらない、日によって痛む場所が少し移動するという場合も、足首だけではなく神経の経路を確認する必要があります。

足首を動かしたときだけ痛むか

足首を上下に動かす、内外へ動かす、つま先立ちをすると痛む場合は、足首の関節や腱、筋肉へ負担が加わっている可能性があります。

しかし、足首を動かしていなくてもジンジンする、座っているだけで痛む、腰を丸めると足の甲へ響くという場合は、神経由来の症状も考えられます。

また、坐骨神経痛と足首の問題が同時に起きていることもあります。足首が硬くなったことで歩き方が変わり、その影響で腰や臀部への負担が増えているケースもあるため、どちらか一方だけに決めつけないことが大切です。

しびれや感覚の違いがあるか

ピリピリする、電気が走る、灼けるように感じる、皮膚に一枚何かが乗っているように感じるといった症状は、神経の影響を疑う手がかりになります。

足首だけでなく、腰、お尻、太もも、すね、ふくらはぎにも同じような感覚が続いている場合は、坐骨神経につながる経路への負担を考える必要があります。

さらに、筋力低下、排尿・排便の異常、会陰部の感覚低下などが現れた場合は、速やかな医療機関の受診が必要です。

5.足首・膝・股関節・骨盤の動きが関係する理由

足首が滑らかに動く歩行と、足首の硬さを膝・股関節・骨盤・腰で補う歩行を比較した全身連動の図

足首の動きが少なくなると、膝のぶれや股関節の動きの低下が生じ、骨盤や腰が動きを補う場合があります。

坐骨神経痛で足首が痛む場合、腰の画像検査や神経の状態を確認することは重要です。

ただし、画像に写る腰の状態だけでは、なぜ歩くと足首の外側へ負担が集まるのか、なぜ片側だけ症状が強いのか、なぜ腰の施術を受けても足首の痛みが残るのかを十分に説明できないことがあります。

そこで確認したいのが、足首、膝、股関節、骨盤がどのように連動しているかです。

足首が硬いと膝や股関節が動きを補う

歩くときには、身体が前へ進むのに合わせて足首が曲がり、すねが前方へ移動します。

ところが足首が十分に曲がらないと、かかとが早く浮く、足先が外を向く、土踏まずが内側へ倒れ込むといった代償動作が起こりやすくなります。

その結果、膝が内側や外側へぶれたり、股関節が十分に伸びなかったりして、骨盤の動きにも左右差が生まれます。

足首の硬さが直接坐骨神経を圧迫するわけではありません。しかし、足首の動きが低下することで歩行時の膝・股関節・骨盤・腰の使い方が変わり、神経周辺へかかる負担を増やす一因になる可能性があります。

膝は神経と身体の動きをつなぐ中継地点

坐骨神経は太ももの後ろ側を通り、膝の裏付近で脛骨神経と総腓骨神経へ分かれます。

膝が最後まで伸びにくい状態では、立っているときや歩いているときに、膝を少し曲げた姿勢が続きやすくなります。すると太ももの裏やふくらはぎが常に緊張し、股関節や骨盤も十分に動きにくくなります。

また、膝の外側にある腓骨頭付近は総腓骨神経が通る場所でもあります。膝周辺の動きが悪い、脚を組む癖がある、外側へ体重をかけ続けるといった状態では、腰からの影響だけでなく膝周辺でも負担が重なる場合があります。

股関節が伸びないと腰が代わりに反りやすい

歩行では、後ろ側の脚の股関節が伸びることで、身体を前へ運びます。

股関節が十分に伸びない場合、骨盤を前へ倒したり、腰を反らしたりして動きを補うことがあります。反対に、お尻や太ももの裏側が硬く、骨盤が後ろへ倒れた状態が続くと、腰を丸めた姿勢になりやすくなります。

どちらの場合も、腰椎周辺やお尻の深部へ負担が偏り、坐骨神経につながる経路へ影響する可能性があります。

坐骨神経は骨盤からお尻、股関節の後方、太ももの裏側を通るため、股関節や骨盤の動きは無関係ではありません。

足首が痛い場合でも、足首だけを調整するのではなく、足首から膝、股関節、骨盤、腰までの連動を確認することが、症状を繰り返す理由を見つける手がかりになります。

6.足首・膝・股関節が硬くなっていないか?

壁を使った足首の曲がり方、膝の曲げ伸ばし、股関節の曲げ方と伸ばし方を確認する4つのセルフチェック図

足首・膝・股関節の動かしやすさを左右で比べ、歩行時に別の関節が動きを補っていないか確認します。

関節の動きは本来、角度計を使い、決められた姿勢や基準軸に沿って測定します。日本整形外科学会と日本リハビリテーション医学会による参考可動域では、足関節の背屈は20度、底屈は45度、膝関節の屈曲は130度、股関節の屈曲は125度、伸展は15度などが目安とされています。

ただし、これらは医療・リハビリテーションの現場で共通理解を得るための参考値です。年齢や骨格、測定姿勢、左右差によって変わるため、自宅で正確な角度を測ろうとする必要はありません。

ここでは、日常動作の中で左右差や動かしにくさを確認する簡単な方法をご紹介します。

足首の動きを確認する

壁の前に立ち、片足を壁から少し離して置きます。かかとを床につけたまま、膝をゆっくり壁へ近づけてみてください。

このとき、かかとが浮く、土踏まずが大きく内側へ倒れる、膝が内側へ入る、左右で壁までの距離が明らかに違う場合は、足首の曲がり方に左右差がある可能性があります。

痛みを我慢して膝を押し込む必要はありません。足首の前側が詰まる、アキレス腱付近が強く張る、足の甲や外くるぶしへ痛みやしびれが出る場合は、その場で中止してください。

膝の曲げ伸ばしを確認する

仰向けになり、片脚ずつ膝を曲げて、かかとをお尻へ近づけてみます。

左右で曲がる範囲に差がある、膝の前側や裏側が詰まる、太ももの前側が強く張る場合は、膝関節や周辺組織の動きが低下している可能性があります。

次に、脚を伸ばして座るか仰向けになり、膝の裏が床へ近づくかを確認します。片側だけ膝が浮いている、膝を伸ばすとふくらはぎや足首までしびれが広がる場合は、単なる関節の硬さだけでなく、神経の刺激が関係している可能性もあります。

無理に膝を押して伸ばすことは避けてください。

股関節の曲がり方を確認する

仰向けになり、片膝を両手で抱えて胸へ近づけます。

反対側の脚は楽に伸ばしたままにし、左右の動かしやすさを比べます。片側だけ膝が胸へ近づきにくい、股関節の前側が詰まる、お尻が強く突っ張る場合は、股関節の動きに左右差がある可能性があります。

ただし、膝を抱えたときに腰から足首へ痛みやしびれが広がる場合は、無理に続けないようにしてください。

股関節の伸び方を確認する

立った状態で机や椅子へ手を添え、片脚をゆっくり後ろへ引いてみます。

このとき、腰を大きく反らさなければ脚を後ろへ引けない、骨盤が横へ開く、つま先が外側を向く場合は、股関節の伸展を腰や骨盤で補っている可能性があります。

股関節が十分に伸びないまま歩くと、歩幅が狭くなるだけでなく、腰を反る、骨盤をねじる、足先を外へ向けるといった動作が増えやすくなります。その結果、反対側の脚や足首へ負担が集中することもあります。

これらの確認は、病気を診断するためのものではありません。左右差や動かしにくさに気づくための目安として行い、強い痛み、しびれの増加、筋力低下がある場合は中止してください。

7.足首の痛みを繰り返す方へ

坐骨神経痛による足首の痛みを繰り返す人に、神経の経路、関節の動き、立ち方や歩き方を全身から確認する必要性を伝える図

足首の痛みが続く場合は、腰だけでなく神経の経路、関節の動き、立ち方や歩き方まで確認することが大切です。

坐骨神経痛と診断され、足首の外側や足の甲まで痛む方は、まず足首、膝、股関節の動きに大きな左右差がないか確認してみてください。

足首が十分に曲がらない、膝が伸びにくい、股関節を後ろへ引くと腰が大きく反るといった状態がある場合、その関節だけに問題があるとは限りませんが、歩くときの身体の使い方が変わっている可能性があります。

身体は一つの関節だけで歩いているわけではありません。

足首が動きにくければ膝や股関節が補い、股関節が動きにくければ骨盤や腰が補います。その状態が続けば、腰から足首まで続く神経の経路や、足首周辺の腱、筋肉、関節へ負担が偏りやすくなります。

そのため、腰のレントゲンで変化を経過観察しているものの足首の痛みが続いている方や、腰やお尻への施術を繰り返しても足首の症状が変わらない方は、腰以外の動きも一度確認してみることが大切です。

もちろん、画像に写っている腰の状態が無関係ということではありません。腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などによって神経へ負担が加わっている場合は、医療機関での診断や経過観察が必要です。

そのうえで、足首、膝、股関節、骨盤の動きに偏りがあれば、腰への負担を減らせないまま日常生活を続けている可能性があります。

足首の痛みを「坐骨神経痛だから仕方がない」「腰が悪いから足首まで痛い」と決めつけるのではなく、どこで神経に負担が加わっているのか、どの関節が動きを補っているのか、歩くときにどこへ負担が集中しているのかを確認することが重要です。

ただし、足首や足指に力が入らない、つま先が上がりにくい、歩くと足を引きずる、しびれが急激に広がる、排尿・排便に異常がある場合は、整体での確認よりも先に医療機関を受診してください。

大分駅前整体院では、足首の痛みがある場所だけでなく、腰、骨盤、股関節、膝、足首までの動きや立ち方、歩き方を確認し、どこへ負担が集中しているのかを身体全体から見ていきます。

坐骨神経痛と診断されているものの足首の痛みが続いている方、腰への施術だけでは変化を感じにくい方は、今よりも歩くことがつらくなる前に、身体の使い方を見直すことも大切です。

足首の外側や足の甲の痛みを繰り返している方は、一度当院へご相談ください。

執筆者

  • 慢性症状専門の整体師 河野貴彦
  • 柔道整復師免許証

慢性症状専門の整体師 河野貴彦

東京・神奈川・大分で7年間整骨院にて研修して、延べ23755人の施術実績。研修時代から慢性症状の改善に力を注ぎ、整形外科や整骨院に通っても症状の改善しない方の力になりたいという思いから大分駅前整体院を立ち上げる。

経歴
2012年3月 日体柔整専門学校 卒業
2012年4月 柔道整復師免許 取得
2018年4月 大分駅前整体院 開業